カルチノン?独自に開発した未承認の物質を患者に投与して逮捕

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このようなニュースを目にしました。

独自に開発した「カルチノン」という物質をがん患者の男性に注射するなどして、杏林大学医学部の元助教授が逮捕されました。
医師免許を持っていないにも関わらずに注射を行ったということで逮捕とのことです。

このニュースについて感じたこと

このニュースを聞いて感じたのは、がん患者のわらにもすがる思いでがんを治したいという気持ちを利用して、よく分からない物質を売るというのは最低な行為だなということです。さらに行ったのが、医療にある程度心得がある元医学部の助教授というからさらに驚きです。

その薬が効くかどうかは客観的に証明されてこそ薬として認められ、その後に患者さんに使われるべきだと思います。その客観性を担保するために、効果を確かめる試験(治験)では、厳密な計画の元で試験が進められます。そういった多くの人の頑張りを踏みにじって、この薬は効くから!!と個人的な意見だけで「カルチノン」を使用したというのには本当に腹が立ちます。

なんら効果がない化合物だったとしても、プラセボ効果によって、さも効果があったかのようなケースがあったかもしれません。でもそれは、カルチノンによる効果とは言うことが出来ません。

現在は医師法・薬事法違反として逮捕されているようですが、個人的には傷害にもあたるような気がします。カルチノンを使用した患者さんに健康被害が生じていて、それがカルチノンのせいだということが証明できれば傷害になると思うのですが、なかなか立証するのが難しそうですね。。。

このような事件を防ぐためにはどうしたら良いのでしょうか。
患者さん自身が自分の病気に興味関心を持ち、できる限りの情報を集めて、賢くなるしかないのではないでしょうか。その患者さんに関わっている医療従事者も適切かつ分かりやすい病気に関する情報を患者さんに伝え続けなければいけないのかもしれません。そんなことを考えさせられたニュースでした。

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