【ビオスリー】って?効果効能・副作用を紹介!

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はじめに

整腸剤として用いられるビオスリー。
ラクトミン(乳酸菌)・酪酸菌・糖化菌の三種類の菌を配合した薬で、下痢や便秘、腹痛などのおなか周りの症状を改善します。

今回は、そんなビオスリーにどんな効果効能、副作用や注意点があるのか、紹介していきます。

目次

ビオスリーってどんな薬?
ビオスリーに配合されている菌の量
ビオスリーってどうやって効くの?
ビオスリーに含まれる菌は抗生物質で死なない?
ビオスリーの用法・用量
ビオスリーの副作用・注意点
まとめ

ビオスリーってどんな薬?

効能又は効果
腸内菌叢の異常による諸症状の改善
引用:ビオスリー 添付文書

ビオスリーは、おなかの細菌バランスが崩れてしまうことによって生じる、下痢や便秘、腹痛、おなかのごろつきに効果がある薬です。

名称の由来
「ビオ(BIO-)」は〔生命〕を意味する接頭語であり、ビオスリーの〔活性菌〕を表す。「スリー(THREE)」はその活性菌が〔三種〕含有されていることを意味する。
引用:ビオスリー 添付文書

ビオスリーの名前の由来は、活性菌が3種類含まれていることからきています。
その3種類とは、ラクトミン(乳酸菌)・酪酸菌・糖化菌の3種類です。

ラクトミン(乳酸菌)

菌名はStreptococcus faecalisで、双球菌又は単球菌の形態の菌

酪酸菌

菌名はClostridium butyricumで、桿菌形態の菌

糖化菌

菌名はBacillus mesentericusで、桿菌形態の菌

ビオスリーに配合されている菌の量

ビオスリーは、散剤・錠剤・OD錠の剤形があります。
それぞれ、配合されている菌の量は下記の通りです。

●ビオスリー配合錠
ラクトミン(乳酸菌)2mg
酪酸菌 10mg
糖化菌 10mg
(1錠あたり)

●ビオスリー配合OD錠
ラクトミン(乳酸菌)2mg
酪酸菌 10mg
糖化菌 10mg
(1錠あたり)

●ビオスリー配合散
ラクトミン(乳酸菌)10mg
酪酸菌  50mg
糖化菌  50mg
(1gあたり)

これだけ見ると、ビオスリー配合散1gで錠剤5個分かなーという感じがしますが、実は違くて、ビオスリー配合散1gと錠剤2個分が同じ効果になるように調整されています。

というのも、整腸作用を示すのは、生きた菌の数に応じるので、ビオスリー配合散1gと錠剤2個分に含まれる生きた菌の数が一緒になるように調整されているためです。

ビオスリーってどうやって効くの?

お腹がごろつく、下痢・便秘などのお腹の不調の原因の一つとして、腸内細菌バランスが崩れたためというのがあります。

腸内は、複数の細菌が暮らしているのですが、ざっくり善玉菌と悪玉菌に分けることが出来ます。

悪玉菌はアンモニアなどのアルカリ性物質を放出して、腸の働きを抑制する効果があることがわかっています。
善玉菌は、そんな悪玉菌が放出するアルカリ性物質を酸性物質で中和することで悪玉菌の害を減らす効果があります。

ビオスリーは、いわずもがな善玉菌を含んでいます。
乳酸・酪酸などの酸性物質を分泌することで、腸の働きを正常に戻すと考えられています。

ビオスリーは、複数の菌が含まれていますが、意味あるのでしょうか?
実は、ビオスリーに含まれているこれらの菌は、互いに助け合う働きがあることがわかっています。
実験では、乳酸菌と酪酸菌を一緒に培養した場合、酪酸菌の単独培養よりも10倍程度増殖したとのことです。

さらにここに糖化菌の培養液を加えると、乳酸菌も10倍程度増殖することがわかっています。

なので、複数の菌を配合するのはちゃんと意味があるんですね!

ビオスリーに含まれる菌は抗生物質で死なない?

ビオスリーに含まれる菌は、抗生物質によって死んでしまうのでしょうか?

ご心配なく、ビオスリーに含まれている菌は、抗生物質に抵抗があることがわかっています。
特にセフェム系、アミノグリコシド系と呼ばれる抗生物質に対して強い抵抗を持っています。

この抵抗性獲得の理由を細かいところですが説明しておくと、細菌が芽胞を形成しているためです。
芽胞とは、細菌の形態の一つであり、熱や化学物質から身をまもることができる形態のことをさします。

ビオスリーの用法・用量

・ビオスリー配合散
通常成人1日1.5~3gを3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
・ビオスリー配合錠、ビオスリー配合OD錠
通常成人1日3~6錠を3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
引用:ビオスリー 添付文書

ビオスリーは、通常、1日3回服用するタイプの薬です。
基本は毎食後服用だと思いますが、医師の指示に従うようにしてください。
症状に応じて、数量を変えるタイプの薬となっています。

ビオスリーの副作用・注意点

ビオスリーは報告されている副作用はありません。
生菌製剤は、基本的に副作用がほぼないことで知られており、比較的安心して使うことができる薬になっています。

また保管するときには、湿気に注意が必要です。
ビオスリーに含まれている菌は、錠剤・散剤の状態だと乾燥状態で休眠中となっています。
これに水分が加わることで、休眠から覚め活動を開始するようになります。
おなかのなかで活動が開始されれば、周囲に栄養分があるので生きていくことができますが、保管中に休眠から覚めてしまうと、周りに栄養分がないので、すぐに死んでしまい、服用するころには効果がなくなってしまう可能性があります。

なので、湿気には注意が必要となります。特に散剤は、乾燥剤入りの容器に保管しておくとよいでしょう。

まとめ

ビオスリーは、ラクトミン(乳酸菌)・酪酸菌・糖化菌を配合した、生菌の整調剤です。
便秘や下痢、おなかのごろつき、腹痛などの消化器症状に効果を発揮します。

複数の菌が互いに協力して、腸内環境を整えることがわかっています。
抗生物質に対して抵抗があるので、抗生物質と併用しても問題ありません。

効果を得るためには、ある程度の期間のみつづけることが必要な薬なので、医師の指示通り継続して服用するようにしましょう。

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