薬に関する記事
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SGLT2阻害薬スーグラの市販直後調査第1回中間報告について
アステラス製薬とMSDはこのほど、SGLT2阻害薬スーグラ(一般名:イプラグリフロジン)の市販直後調査第1回副作用中間報告を自社サイトで公表し、重篤な副作用は21件、このうち13件が薬疹や全身性皮疹に関するものだった。 引用:SGLT2阻害薬スーグラ 市販直後調査第1回中間報告 重篤な副作用21件 皮膚障害13件 スーグラの副作用 新しい作用機序をもった糖尿病の薬として、今年の1月に…詳細を見る -
バイオシミラーとジェネリック医薬品ってどう違うの?
はじめに バイオシミラーとは、先発医薬品の特許が切れた後に販売されるバイオ医薬品のことを指します。 一見すると、先発医薬品の特許が切れた後に販売される【ジェネリック医薬品】と同じような印象をうけます。 ですが、ここには大きな差があります! 今回はこの差について紹介していきたいと思います。 バイオシミラーとは バイオシミラーとは、分子量が大きく構造が複雑な医薬品について、先発医薬…詳細を見る -
ジオトリフ錠(一般名:アファチニブマレイン酸塩)ってどんな薬?
日本ベーリンガーインゲルハイム(NBI)は5月7日、EGFR遺伝子変異陽性の手術不能・再発非小細胞肺がんの治療薬としてジオトリフ錠(一般名:アファチニブマレイン酸塩)を発売したと発表した。同社としては初の抗がん剤。 引用:NBI EGFR陽性非小細胞肺がん治療薬ジオトリフ錠発売 初の抗がん剤 ジオトリフとは ジオトリフは、一般名アフィチニブマレイン酸塩と呼ばれる肺がんに対する治療…詳細を見る -
SGLT2阻害薬のカナグルが承認。ついでにSGLT2阻害薬をまとめてみる。
2014年4月25日に糖尿病の治療薬、SGLT2阻害作用を持つカナグル(一般名:カナグリフロジン水和物)が承認されました。 SGLT2阻害薬の作用機序については、過去記事「国内初のSGLT2阻害による糖尿病薬「スーグラ」について」を見てください。 今までに承認されたSGLT2阻害薬まとめ 2014年5月4日現在承認されているSGLT2阻害薬は以下のとおりです。 商品…詳細を見る -
ベナンバックスに除脈の恐れがあるとして、使用上の注意改訂
ベナンバックスとは ベナンバックスとは、カリニ肺炎の治療に用いられる医薬品です。一般名をペンタミジンイセチオン酸塩といいます。 カリニ肺炎は、ニューモシスチス・カリニという菌が原因で生じる肺炎で、ニューモシスチス肺炎という呼ばれ方もします。 基本的に健常人であれば、カリニ肺炎は起きないのですが、後天性免疫不全症候群(AIDS)患者など極端に免疫力が低下している人が発症するとされていま…詳細を見る