ディオバンデータ改ざん問題の続報

以前、ディオバンの問題について記事(ディオバンの社員によるデータ操作の問題について)を書きましたが、少し進展が見られたので報告します。

降圧剤バルサルタン(商品名ディオバン)の臨床試験疑惑で、厚生労働省はデータが操作された試験論文を宣伝に使ったのは誇大広告を禁じた薬事法に違反する疑いがあるとして、同法に基づき製薬会社ノバルティスファーマ(東京都港区)に対する調査に乗り出す方針を固めた。
毎日新聞 2013年09月26日 06時52分

ついに、厚生労働省が重い腰を上げましたね。
薬事法には、虚偽を元に広告を行ってはいけないという旨の条文があり、このディオバンの問題は、それに抵触する可能性が高いという事で、調査を始めたという事ですね。

違反すると、二年以下の懲役か200万円以下の罰金、もしくはそれら両方を科するとあります。

ディオバンは、1000億以上売り上げている薬です。それから比較すると、200万以下の罰金というのは少なすぎる気もします。
今後、こういったデータ改ざんなどの不正が出ないようにするためにも、今回の事件をはっきりとさせ、それなりの処罰が科される必要があるのではないでしょうか。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る