結核を治療する際の戦略「DOTS」について

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結核はある程度撲滅できていたものの、最近再びその勢力を伸ばしてきた感染症です。理由としては、HIVによるAIDSが世界的に拡大してきてることで、免疫力が弱まった体内で結核菌が再燃するからとされています。
今回は、結核治療をする際の戦略である「DOTS」について解説していきたいと思います。

DOTSとは

DOTSとは、directly observed treatment short-courseの略です。日本語にすると、直接服薬確認治療とか、直接監視下短期化学療法とかで呼ばれています。これはどのような治療法かというと、薬を処方するだけではなくて、ちゃんと服用するところまで目の前で確認しますよ!という方法です。
何故こんな面倒くさいことをしなければならないのでしょうか?それは、治療途中で少し体調が良くなったからといって、その時点で抗結核薬を飲むのを止めてしまうと、再び結核菌が増殖しだすばかりではなく、その薬に耐性を持った結核菌になってしまう恐れがあるからです。多剤耐性結核菌というのですが、この菌が蔓延してしまうと、結核を治すことが難しくなってしまうのです。
ですので、結核菌を最後まで叩ききる必要性があり、これを達成するためにDOTSという手間のかかる手段が生まれました。

まとめ

DOTSは、薬に耐性を持った結核菌を生み出さないように作られたシステムのことで、薬を服用するところまでをきちんと支援者が確認する治療戦略のことです。結核の薬に限らず、薬は医師から言われた期間しっかり飲むことが大事ですので、少し良くなったからといって、自己判断で服用するのを止めないようにしましょう!!

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