ファーストライン(第一選択薬)って何?

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ファーストラインとは?

ファーストラインという言葉をご存知でしょうか。ファーストラインは第一選択薬とも言い、治療の際に最初に選択する薬のことを指します。

近年の医療は、「根拠に基づいた医療(Evidence Based Medicine,EBM)」が広く浸透しています。EBMとは、客観的な臨床観察や統計を用いて、根拠を持った治療法で医療を行おうといった概念です。
有名な医師がこの治療法は効く!って言ってたからという理由で治療を行うのではなくて、客観的に見て本当に効果がある治療法を患者さんに提供していくことが患者さんにとって最も利益になるという考えですね。

ファーストラインの概念も、EBMに基づいて考えられています。基本的に治療方針はガイドライン化され、ファーストラインもそのガイドラインに記載されます。ここで大事なのは、ずっと同じガイドラインを使うのではなくて、定期的に改変していくことです。

ファーストラインの具体例として、高血圧のファーストラインを紹介します。
「高血圧治療ガイドライン2014」に基づく高血圧治療のファーストラインはCa拮抗薬、ARB、ACE阻害薬、利尿薬とされています。「高血圧治療ガイドライン2009」ではβ遮断薬がファーストラインとして位置づけられていましたが、除外されました。このように、定期的な見直しを行い、効果が薄いと判断されれば、ファーストラインから除外されることもあります。反対に効果が高い薬があれば、ファーストラインに加わります。

患者さんに最も利益になるような治療法を求めて、治療法も日々変わっています!

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