【ホクナリンテープ(ツロブテロール)】って?効果効能・副作用を紹介!

はじめに

ホクナリンテープは、有効成分ツロブテロールの貼り薬です。
気管支拡張作用をもち、気管支喘息や気管支炎の息苦しさ解消を目的として用いられます。

今回は、ホクナリンテープの効果効能、副作用や注意点について紹介します。

目次

ホクナリンテープってどんな薬?
ホクナリンテープって何の病気に使えるの?
ホクナリンテープってどうやって効くの?
ホクナリンテープの一般的な使う量と回数
ホクナリンテープの副作用
ホクナリンテープで気を付けることは?
ホクナリンテープのジェネリック(GE)ってあるの?
ホクナリンテープの市販薬(OTC)ってあるの?
まとめ
関連する薬

ホクナリンテープってどんな薬?

ホクナリンテープは、有効成分ツロブテロールの経皮吸収型気管支拡張剤です。
気管支喘息や気管支炎により、気管支が狭くなってしまって、咳がしずらい・呼吸がしずらいといった症状を緩和してくれます。

日本では、1998年12月に販売が開始されました。

効能又は効果
下記疾患の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解
気管支喘息, 急性気管支炎, 慢性気管支炎, 肺気腫
引用:ホクナリンテープ 添付文書

ホクナリンテープって何の病気に使えるの?

気管支の炎症により、気管支が狭くなってしまっている各種病気に用いられます。

気管支喘息がその代表的な例です。
気管支喘息とは、気管支の慢性的な炎症状態を背景に、タバコやストレス、ホコリなどをきっかけに更に炎症が増悪するとともに、気管支平滑筋が縮むことにより、気管支がかなり細くなり、呼吸しづらくなる病気を言います。
アレルギー体質の人に多くみられますが、近年その患者数は増えてきています。

気管支が縮むことによって生じるので、ホクナリンテープを用いて気管支を広げる治療をすることがあります。
その他、風邪やインフルエンザのときで、咳がひどい場合にも用いられることがあります。

ホクナリンテープってどうやって効くの?

ホクナリンテープの有効成分ツロブテロールは、交感神経のアドレナリンβ受容体を刺激することで、気管支を広げる作用を持ちます。

気管支は、気管支平滑筋に周囲を取り囲まれる形で存在しています。
気管支平滑筋は、交感神経と副交感神経の支配をうけており、交感神経が活性化していると気管支平滑筋を弛緩させ気管支を広げ、反対に副交感神経が活性化していると気管支平滑筋を収縮させ、気管支を狭くさせます。

交換神経活性化しているときは、より酸素を取り込もうということで気管支を広げるんだ!という感じで覚えてみてください。

ツロブテロールは、気管支平滑筋に存在する交感神経からの司令を受けるスイッチであるβ受容体を刺激して、交感神経から司令があったかのように錯覚させ、気管支を広げる作用を持ちます。

ホクナリンテープの一般的な使う量と回数

用法及び用量
通常,成人にはツロブテロールとして2mg,小児にはツロブテロールとして0.5~3歳未満には0.5mg,3~9歳未満には1mg,9歳以上には2mgを1日1回,胸部,背部又は上腕部のいずれかに貼付する.
引用:ホクナリンテープ 添付文書

ホクナリンテープは2mg・1mg・0.5mgの規格があり、それぞれ年齢に応じて使い分けをします。
貼る部位は、気管支に効果があるように胸かな?と思われがちですが、胸部,背部又は上腕部であればどこでもよいです。
結局のところ、皮膚から吸収されて、血液とともに運ばれるためです。

剥がれてしまう場合については、テープで補強するとともに、子供にはいじくり回さないように注意しておきましょう。

なお、テープから吸収される速度ですが、3時間で30%・8時間で50%・24時間で90%程度なので、途中で剥がれてしまった場合、まだ薬効成分は残っているので、テープを用いて再び貼り付けておいたほうがよいです。

剥がれてしまったからといって新しいのを貼り付けてしまうと、体内に薬効成分が過剰にある状態になってしまい、副作用である動悸や震えの症状がでる可能性があるので、避けるようにしてください。

ホクナリンテープの副作用

ホクナリンテープの副作用として、主に報告されているのは、震え・動悸・気持ち悪さ・貼り付けた部位の発疹・赤み・そう痒感などです。

使用していて、体調悪化や違和感あれば医師に相談するようにしてください。
子供が使用することが多い薬ですので、保護者の方はお子様の体調を観察するようにお願いします。

ホクナリンテープで気を付けることは?

医師の指示どおりの使用をしてください

気管支喘息に用いる場合は、ホクナリンテープは喘息発作を鎮めるために使うのではなく、喘息発作が生じないようにする目的で用いられます。
なので、使用を忘れたりすると、喘息発作が生じる可能性が高くなってしまいます。
使用忘れなく、継続的に、医師の指示に従って使用してください。

貼り付ける部位は毎回変えてください

同じ部位に貼り付け続けるとかぶれ、かゆの原因となります。
貼り付ける部位は、毎回変えるようにしてください。

ホクナリンテープのジェネリック(GE)ってあるの?

ホクナリンテープは、すでにジェネリックが販売されています。
ツロブテロール規格「メーカー名」の名前で売られており、希望する場合は処方箋提出時に薬局で申し出てください。

医師から別途指示がない場合は、ジェネリックに変更することができます。

ホクナリンテープの市販薬(OTC)ってあるの?

2018年6月現在、OTCでの販売はされていません。

まとめ

ホクナリンテープは有効成分ツロブテロールの気管支拡張剤です。
テープを貼り付けることで、皮膚を通して薬効成分が吸収されます。

使用に際しては、医師の指示どおりに使うようにしてください。

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