【イニシンク配合錠】って?効果効能・副作用を紹介!

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はじめに

イニシンク配合錠は、2型糖尿病の治療薬として用いられる薬です。
DPP-4阻害作用を有するアログリプチンとビグアナイド系のメトホルミンが合わさった薬となっています。

目次

イニシンク配合錠ってどんな薬?
イニシンク配合錠ってどうやって効くの?
イニシンク配合錠の用法・用量
まとめ

イニシンク配合錠ってどんな薬?

イニシンク配合錠は2型糖尿病の治療薬です。
2016年11月に販売が開始されました。

アログリプチンとメトホルミンの2つの有効成分が配合されてます。
アログリプチンはネシーナ、メトホルミンはメトグルコの商品名で前から販売されてます。

効能又は効果
2型糖尿病

ただし、アログリプチン安息香酸塩及びメトホルミン塩酸塩の併用による治療が適切と判断される場合に限る。

効能又は効果に関連する使用上の注意
1.本剤を2型糖尿病治療の第一選択薬として用いないこと。
2.原則として、既にアログリプチン安息香酸塩(アログリプチンとして1日25mg)及びメトホルミン塩酸塩(メトホルミン塩酸塩として1日500mg)を併用し状態が安定している場合、あるいはアログリプチン安息香酸塩(アログリプチンとして1日25mg)又はメトホルミン塩酸塩(メトホルミン塩酸塩として1日500mg)単剤の治療により効果不十分な場合に、本剤の使用を検討すること。
3.本剤投与中において、本剤の投与がアログリプチン安息香酸塩及びメトホルミン塩酸塩の各単剤の併用よりも適切であるか慎重に判断すること。
引用:イニシンク配合錠 添付文書

糖尿病には、1型と2型があるのはご存じでしょうか?
それぞれの違いは、膵臓からのインスリン分泌能力の程度によります。

1型糖尿病は、体の免疫が誤ってインスリンを分泌する膵臓β細胞を攻撃し、破壊してしまうことにより生じ、インスリンの分泌能力がほぼないという病態になります。
対して、2型糖尿病は、インスリンの分泌能力は変わらない(もしくは少し低下)が、インスリンを受け取る細胞の感受性が低下することが原因で血糖が低下しにくくなる病態をさします。

1型糖尿病の場合は、インスリンそのものが不足していることが問題となるので、第一選択はインスリンの外部からの補給、つまりインスリン注射となります。

2型糖尿病は、まず生活習慣(暴飲暴食、バランスのとれた食事、運動不足)を見直すことからはじめ、それでも血糖が高い状態が続くようであれば、まずは一つの有効成分の薬から服薬して治療を開始します。

そのため、イニシンク配合錠は第一選択の薬としては用いられません。(もちろん、極端に血糖値が高いなどして、1種類だけではだめだということで、イニシンク配合錠から服用を開始するケースも考えられます。医師の指示に従うようにしましょう。)

イニシンク配合錠ってどうやって効くの?

イニシンク配合錠には、2つの成分が入っていますので、それぞれ説明していきます。
糖尿病薬の薬効についてまとめました。

アログリプチン

アログリプチンは、DPP-4阻害作用を有する薬です。
DPP-4とは、Dipeptidyl Peptidase-4の略であり、主に腸管から分泌されるホルモンであるインクレチンを分解する酵素です。

インクレチンは、GLP-1やGIPなど複数の種類が知られており、膵臓に働きかけ、インスリンの分泌を促すことが知られています。

なので、インクレチンを無効化してしまうDPP-4の効力を失わせるDPP-4
阻害薬は糖尿病の治療薬として用いられています。

メトホルミン

メトホルミンは、主に3つの働きから血糖値を下げる働きがあると考えられています。

  • 肝臓での糖新生抑制
  • 末梢での糖利用促進
  • 腸管からの糖吸収抑制

つまり、肝臓や腸管には、糖分を増やさないように働きかけ、体の組織に対しては糖分を多く消費するように促す働きをします。

その働きには、AMPKが関係していると考えられています。
AMPKとはAdenosine 5’-monophosphate (AMP) -activated protein kinaseの略であり、セリン-スレオニンキナーゼの一つで、細胞内のAMP(エネルギーの源)が上昇することにより活性化する酵素です。
メトホルミンはAMPKの働きを刺激する作用を有しているとされています。

イニシンク配合錠の用法・用量

用法及び用量

通常、成人には1日1回1錠(アログリプチン/メトホルミン塩酸塩として25mg/500mg)を食直前又は食後に経口投与する。
引用:イニシンク配合錠 添付文書

イニシンク配合錠は、1日に1回服用する薬です。
メトホルミンの用法である、食直前又は食後に服用するというのを引き継いでいます。
空腹時に服用することで、低血糖を生じる可能性があるので、その時間を避けて服用するということになります。

まとめ

イニシンク配合錠は、2つの有効成分アログリプチンとメトホルミンが配合された薬です。
2型糖尿病の治療薬として用いられます。

アログリプチンはDPP-4阻害作用を有し、メトホルミンはAMPKをコントロールすることで、血糖を下げるとされています。

服用に際しては、医師の指示どおり使用するようにしましょう。

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