鎮痛薬のロキソニンを飲むと、お腹・胃が痛くなることがあるのはなぜ?

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痛み止めとしてよく用いられているロキソニンですが、実は胃痛が生じるという副作用があります。すんごく矛盾していますよね笑

どうして胃痛が起こってしまうのでしょうか?
理由と胃痛を軽減するための方法について、説明していきたいと思います。

ロキソニンとは

ロキソニンについて簡単に説明すると、一般名はロキソプロフェンナトリウムで、NSAIDSに分類される解熱鎮痛薬です。

NSAIDsについてもっと知りたい方はこちら「痛み止めのNSAIDsとは?」の記事を参考にしてください。

以前は、病院で処方されてしかもらうことができない薬でしたが、2011年からOTC(ドラッグストアで処方せんなしで買える薬)の「ロキソニンS」が販売され始め、薬局でも変えるようになりました。

ロキソニンによる胃痛の原因

ロキソニンが胃痛を引き起こす理由は、その作用機序にあります。
ロキソニンは痛みを生じさせる物質(プロスタグランジン:PG)を作り出す酵素(シクロオキシゲナーゼ:COX)の働きを邪魔するのと同時に、胃を酸から保護してくれる物資を作り出す酵素も邪魔してしまうからです。

といいますか、痛み物質を作る酵素と胃を酸から守る物質を作る酵素は、実は一緒の酵素なのです。

痛みを取り除く薬にもかかわらず、痛みを生じてしまうの原因はここにあります。
胃に与えるダメージの方が強いため、痛みの抑制能力では補えきれず胃痛が生じてしまいます。

高齢者をはじめ、生体の防御機構が弱い方ですと、胃へのダメージが定常的に生じることで、胃潰瘍になってしまうことがあります。
ロキソニンだけではなく、NSAIDS系の解熱鎮痛薬であれば、程度の差はありますが、胃潰瘍になる可能性があります。

胃痛を抑えるためには

ロキソニンによる胃痛を抑えるためには、ロキソニンを服用する前にしっかりと食事を取ることが大事になります。
食事がバリアーとなって、胃酸が胃を攻撃するのを弱めることが出来ます。

風邪で食欲がなくなっている場合でも、バナナなど少しでも食べてから服用するようにしましょう。
何も食べずにロキソニンを服用すると、動けないレベルの胃の痛さに襲われます。(経験談)

また、病院でロキソニンなどのNSAIDSが処方されるときには、レバミピドといった、胃を守る薬が同時に処方されることが多いです。
合わせて服用するようにしましょう。

ロキソニンは痛み止めとして優秀なので、上手く使って行きたいですね。

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