【マーロックス懸濁用配合顆粒】って?効果効能・副作用を紹介!

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はじめに

胃潰瘍や胃炎の治療薬として用いられるマーロックス懸濁用配合顆粒。
水酸化アルミニウムと水酸化マグネシウムが配合されています。

ジェネリック医薬品として、マルファ懸濁用配合顆粒、マーレッジ懸濁用配合DS、リタロクス懸濁用配合顆粒、マックメット懸濁用配合DS、ディクアノン懸濁用配合顆粒、アイスフラット懸濁用配合顆粒があります。

今回は、マーロックス懸濁用配合顆粒がどのような効果効能、副作用・注意点があるのか紹介します。

目次

マーロックス懸濁用配合顆粒ってどんな薬?
マーロックス懸濁用配合顆粒ってどうやって効くの?
マーロックス懸濁用配合顆粒の用法・用量
マーロックス懸濁用配合顆粒の副作用
マーロックス懸濁用配合顆粒の注意点
まとめ

マーロックス懸濁用配合顆粒ってどんな薬?

マーロックス懸濁用配合顆粒は、乾燥水酸化アルミニウムゲルと水酸化マグネシウムを配合した、消化性潰瘍及び胃炎治療剤です。
日本では、1994年11月に販売開始されました。

効能又は効果

下記疾患における制酸作用と症状の改善
胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常
引用:マーロックス懸濁用配合顆粒 添付文書

マーロックス懸濁用配合顆粒は、消化器系の異常を改善する薬です。

マーロックス懸濁用配合顆粒ってどうやって効くの?

配合されている、乾燥水酸化アルミニウムゲルと水酸化マグネシウムは、酸性(つまり胃酸)条件下で溶けて、酸を中和する効果を有しています。

胃・十二指腸潰瘍・胃炎は、胃酸によって、胃や腸が傷ついていしまうことが原因で生じるので、その原因となる胃酸を弱めようという作戦で用いられます。

また、中和するのと同時に、潰瘍面に対して膜を貼り、それ以上胃酸から傷つけられないようにする保護作用も有しています。

この2つの作用で、潰瘍や炎症を鎮め、上部消化管の機能障害を改善することができます。

※水酸化アルミニウムと水酸化マグネシウムの中和反応はそれぞれ下記の通り。

水酸化アルミニウム
Al(OH) + 3HCl → AlCl+ 3H

水酸化マグネシウム
Mg(OH) + 2HCl → MgCl + 2H

それぞれ、胃酸(HCl)を中和していることが分かります。

マーロックス懸濁用配合顆粒の用法・用量

用法及び用量

通常成人には1日1.6g~4.8gを数回に分割し、本品1gに対し用時約10mLの水に懸濁して経口投与するか、または、そのまま経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。
引用:マーロックス懸濁用配合顆粒 添付文書

マーロックス懸濁用配合顆粒は、1日数回に分割して使用する薬です。
症状に応じて、量と回数を変えて用いられます。

また、服用の際には、1g当たり水10MLに溶かして服用することもできるし、そのまま服用することも出来ます。
粉薬飲めない方は溶かして服用するとよいでしょう。
飲んだら、食道で止まらないように、コップ1杯程度の水を服用しましょう。

マーロックス懸濁用配合顆粒の副作用

副作用として報告されているのは、そう痒感・蕁麻疹といった過敏症、便秘・下痢・食欲不振・悪心・胃部不快感といった消化器症状があります。
その他、高マグネシウム血症、低リン酸血症、高カルシウム尿症などの代謝異常、長期投与においては、アルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血が生じることがあります。

しかしながら、それらの発現頻度はひくく、また定期的な血液検査を行うことで回避することができます。

マーロックス懸濁用配合顆粒の注意点

注意点としては、まず長期連用のときの副作用があります。
この薬には、マグネシウムとアルミニウムのミネラル分が豊富に含まれているので、それらを長期に摂取し続けることによって、体内のミネラルバランスが崩れてしまう可能性があります。
ですが、長期連用の際には、血液検査を実施していることが多いので、問題ないかと思います。

いくつかの薬と同時に服用することで、薬の効果を高めてしまったり、逆に弱めてしまう懸念があります。

例を幾つかあげると、

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
テトラサイクリン系抗生物質、ニューキノロン系抗菌剤、ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤 これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。 キレートを形成し、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
ジギタリス製剤、甲状腺ホルモン剤、胆汁酸製剤、フェキソフェナジン これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。 消化管内で本剤と吸着することにより、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
活性型ビタミンD3製剤 高マグネシウム血症を起こすことがあるので、慎重に投与すること。 これらの薬剤によりマグネシウムの腸管からの吸収が促進することが考えられる。(特に腎障害のある患者)

といた、相互作用があります。(一部です)

理由はいくつかありますが、主にはミネラル分を豊富に含んでいるため、そのミネラルと消化管で合体することで吸収量が落ちたり、逆に上がったりすることで、効きが弱ったり、強くなったりするケースが考えられます。

こういった相互作用を回避するためにも、お薬手帳で今服用している薬は医師・薬剤師にきちんと伝える必要があるかと思います。

まとめ

マーロックス懸濁用配合顆粒は、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常に効果がある粉薬です。
有効成分の水酸化アルミニウムゲルと水酸化マグネシウムが、胃酸を中和することで潰瘍・炎症を鎮める効果を有するとともに、潰瘍面を保護する作用をもつので、それ以上胃酸で潰瘍が悪化しないようにする効果も持ちます。

服用は、1日数回ですが、症状や年齢によって、量や回数は調節されます。
医師の指示どおり服用するようにしましょう。

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