【メサデルム軟膏・クリーム・ローション(デキサメタゾンプロピオン酸エステル)】って?効果効能・副作用を紹介!

はじめに

メサデルムは、湿疹や乾癬などをはじめとする炎症性の皮膚疾患を治療する薬です。
有効成分のデキサメタゾンプロピオン酸エステルはステロイドであり、5段階の強さのうち上から3つ目のクラスのステロイド剤です。

日本では、軟膏、クリーム、ローションの3つの製剤種類が販売されています。

今回は、メサデルムの効果効能、副作用や注意点について紹介します。

目次

メサデルムってどんな薬?
メサデルムってどうやって効くの?
メサデルムの用法・用量
メサデルムの副作用
メサデルムの注意点
まとめ

メサデルムってどんな薬?

メサデルムは、ステロイドであるデキサメタゾンプロピオン酸エステルを有効成分とする外用剤です。
日本では、軟膏、クリーム、ローションの3種類が販売されています。

ローションが1994年7月に、軟膏・クリームが1987年5月に販売開始されました。

効能又は効果
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、日光皮膚炎を含む)、痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹を含む)、虫さされ、薬疹・中毒疹、乾癬、掌蹠膿疱症、扁平紅色苔癬、紅皮症、慢性円板状エリテマトーデス、紅斑症(多形滲出性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑、遠心性丘疹性紅斑)、毛孔性紅色粃糠疹、特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑、シャンバーク病、紫斑性色素性苔癬様皮膚炎)、肥厚性瘢痕・ケロイド、肉芽腫症(サルコイドーシス、環状肉芽腫)、悪性リンパ腫(菌状息肉症を含む)、アミロイド苔癬、斑状アミロイドージス、天疱瘡群、家族性良性慢性天疱瘡、類天疱瘡、円形脱毛症
引用:メサデルム 添付文書

ステロイドには、炎症を鎮める効果があるので、炎症作用が原因となって生じる各種病気に使用されます。

重要な基本的注意
1.皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合にはあらかじめ適切な抗菌剤(全身適用)、抗真菌剤による治療を行うか又はこれらとの併用を考慮すること。
引用:メサデルム 添付文書

ステロイド全般にいえますが、感染症がある場合には原則使用しません。
というのも、ステロイドには免疫を抑制する作用があるため、感染してきた菌などを殺す力が弱くなるためです。

ただ、炎症がひどい等の理由で用いる場合は、適切な抗菌薬(内服でも外用でも)を併用して用います。

ちなみに、そのような考えで最初からステロイドと抗菌薬が混ぜられた薬として、リンデロンVGがあります。

メサデルムってどうやって効くの?

メサデルムの有効成分デキサメタゾンプロピオン酸エステルは、ステロイドホルモン剤です。

ステロイド全般的に、皮膚から吸収されたのち、細胞核内に移行し、炎症に関与するプロスタグランジンやロイコトリエンの原料を生成する酵素であるホスホリパーゼAの働きを抑えるタンパク質であるリポコルチンの生成を増加させます。

その結果、炎症(かゆみ、熱感、痛み、皮むけなど)を抑えることができます。

メサデルムの用法・用量

用法及び用量
通常、1日1~数回、適量を患部に塗布する。
引用:メサデルム 添付文書

メサデルムは、1日数回患部に塗布します。
症状によって使用回数を変えるので、医師の指示に従ってください。

軟膏、クリーム、ローションの製剤種類については、患部の部位・状態によって医師が判断して用いられます。

医師の指示と異なる場合は医師の指示を優先するようにしてください。

メサデルムの副作用

主な副作用として、毛包炎やステロイド性の紅潮、毛細血管拡張、皮膚萎縮、にきび、刺激感などが報告されています。

ステロイド外用薬は全般的に、細菌・真菌などによる感染症に弱くなるので、そのような副作用が生じやすいです。

自己判断で中止せず、気になることあれば、医師に相談しましょう。

メサデルムの注意点

ステロイドは長期にわたり使用すると、皮膚が薄くなる・にきびなどの副作用が生じる可能性があります。

医師の指示どおりの期間使用するようにしましょう。
特に、そのような指示がなければ、症状改善したら使用を中止するなどして様子をみるとよいです。

まとめ

メサデルムはデキサメタゾンプロピオン酸エステルを有効成分とするステロイド外用薬です。
ステロイドには炎症を鎮める効果があるので、炎症が原因となる様々な病気に用いられます。
ステロイドの強さ5段階のランクのうち、上から3番めのストロング群に属します。

ステロイドは長期・大量に使用すると副作用の可能性がありますので、医師の指示どおりに使用するようにしてください。

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