大阪府薬剤師会が開発した、処方薬の履歴をスマートフォン(スマホ)で管理できる無料アプリの利用が広まっている。
薬局で渡される「お薬手帳」を電子化したもので、昨年9月から府内の薬局で利用できるようにしたところ、1月現在でアプリのダウンロード数は約2万2000件に。同会は「災害時や旅先で何かが起きた時に備え、手帳と並行して使ってほしい」と呼びかけている。
引用:「お薬手帳」スマホで管理…薬剤師会が無料アプリ
お薬手帳がスマホアプリに
お薬手帳は以前紹介したことがあるので、こちら「忘れがちなお薬手帳の目的とは」を参考にしてください。
簡単に説明すると、お薬手帳は現在使用している薬や、アレルギー症状を起こしたことのある食品や医薬品についての情報が記載された手帳です。
重要性は高く、意識がなくなってしまったりなどの緊急時に過去にアレルギー反応が生じてしまった医薬品を避けることができたり、震災の際にはお薬手帳を参考にして、服用していた医薬品を探り当てて、その情報を元にして、処方された経緯もあります。
スマホアプリ化のメリット
なんといっても、忘れることがなくなる点が一番メリットでは無いでしょうか。
現状、QRコードを撮影する手間はありますが、服用歴のデータを手軽に保存することができるのは、良い傾向だと思います。
スマホアプリということで、医薬品を主につかう世代である高齢者層に浸透するかはまだ未知数ですが、より多くの人に使ってもらいたいと思います。
参考:大阪e-お薬手帳
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