パソコン作業がメインの仕事の人が気をつけたい3つの病気

 デジタル化が進み、仕事で一日中パソコンの画面を眺めっぱなしのデスクワークの人もかなり多くいるのではないでしょうか。
 ですが、パソコンの画面を長時間にらみ続けるというのは、体にかなりの負担を強いているのです。
 目が痛くなったり、乾燥してるなーと感じたり、時には肩や腕がしびれたりなどなど体の異変を感じた人も多くいるでしょう。
 
 パソコンを仕事で主に使っている人が、注意したい病気について書いていきます。

VDT(Visual Display Terminal)症候群

 VDT症候群というのは、長時間ディスプレイを見続けることにより、目が疲れる・目が痛くなる・目が乾燥するなどの目の異変を引き起こしたり、肩やがこる・腕が痛くなる・背中が痛くなる等の体の変化を生じたり、いらいらしたりしてしまう目・体・精神の異常を起こす病気のことです。
 予防するためには
  休憩をこまめにとる、その際ストレッチ等をして体を動かす。
  画面との距離をとる。
  ディスプレイを見ているときは、まばたきが極端に減るので、意識的にまばたきさせることにより、目の乾燥を防ぐようにする。
  ディスプレイが明るすぎないようにする。
  体調の異変を感じたら、早めに医師に相談する。
  

手根管症候群

 手根管症候群は、手首に走る神経を圧迫してしまうことで、人差し指・中指のしびれや痛みが生じてしまう病気です。詳細な原因は不明ですが、キーボードを使った文字入力のし過ぎにより神経が圧迫され、このような症状を引き起こしてしまうと考えられています。
 予防するためには
  キーボード操作を控える・もしくは量を少なくする(仕事だと難しそうですが・・・)
  休憩をこまめにとり、ストレッチを行う。手首を同じ状態にし続けないようにする。
  指先のしびれを感じたら、早めに医師に相談する。
  

エコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)

 長時間同じ態勢で座り続けていることで、足や腕で血がかたまってしまい、その固まったもの(血栓)が肺などに飛びそこで血管を詰まらしてしまう病気です。死を招いてしまうかなり危険な病気なので、予防が必要です。名前の由来は、窮屈で身動きがとれない飛行機のエコノミークラスでこの病気が起こりやすいと考えられたために、エコノミークラス症候群と名づけられました。同じ態勢を取り続けることで生じる可能性があるので、ビジネスクラスでもファーストクラスでも起こりえますし、バスや電車そしてデスクワークでも起こる可能性があります。
 予防するためには
  同じ態勢で長時間いないようにこまめに体を動かす。座りながらでも足を動かしたりする。
  水分が不足すると血が固まりやすくなるので、水分補給を忘れずに行う。
   ※コーヒーやアルコールなどは、利尿作用があり逆に水分不足になりやすいので、水を飲むようにしましょう。
  
いかがでしたでしょうか。
症状に当てはまる病気がありましたら、ひどくならないうちに病院へ行くことをおススメします!!
上手にデジタル社会と付き合っていきたいですねー。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る