東京女子医大病院で問題になってる「プロポフォール」ってどんな薬?

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東京女子医大病院(東京都新宿区)の麻酔科医らが昨年末までの5年間、少なくとも約60人の小児患者に対し、麻酔薬「プロポフォール」を使用禁止の条件に反して不正に投与していたことが朝日新聞の調べでわかった。
引用:東京女子医大病院、子供60人に不正投与 麻酔薬「プロポフォール」

これでも人の命を預かる病院かと言いたくなるお粗末な騒ぎが東京女子医科大病院で起きている。子どもへの使用が禁じられている麻酔薬で2歳の男児が死亡した医療過誤が疑われているが、見かねた東京女子医大の医学部長が5日(2014年6月)、記者会見して医療過誤があったことを内部告発した。
引用:東京女子医大病院あきれる医療過誤!子供に使用禁止の麻酔薬で3歳児死亡

プロポフォールって何

そもそもプロポフォールってどんな薬でしょうか。

プロポフォールは乳濁性の注射液で白色をしている薬です。
手術時の全身麻酔をする際の導入や維持に用いられたり、集中治療において人工呼吸中をする際の鎮静剤として用いられたりします。

添付文書(薬の取り扱い説明書のようなもの)の小児等への投与の項目には、

集中治療における人工呼吸中の鎮静においては、小児等には投与しないこと。[因果関係は不明であるが、外国において集中治療中の鎮静に使用し、小児等で死亡例が報告されている。]

と記載されています。

ちなみにですが、大人に対してはプロポフォールは普通に用いられてる薬ですので、プロポフォール=危険という風には考えないようにしていただければと思います。

事故の背景

今回プロポフォールを、3歳児に使用し死亡してしまったとのことですが、どうしてこのようなことが起きてしまったのでしょうか。

プロポフォールの副作用として、呼吸抑制があるのでその影響で死に至ってしまったようです。

この事故が起きてしまった理由として考えられるのは、

  • 処方医のプロポフォールに対する知見・理解不足
  • 薬剤部のチェック機能の欠如
  • その他、医療従事者のチェック機能・認識不足

まず、処方する医者が小児には投与していけないことを十分理解していれば防げた事故かと思います。

そして、プロポフォールは人を睡眠状態・鎮静状態に陥らすことができる薬ですので、犯罪や乱用に使われないように、一般的には薬剤部が厳重な管理をしているかと思います。
誰にどのくらいの量つかうのか、残った分はきちんと回収して適切に使用されたかどうかをチェックします。
もしかしたら、この病院ではそこまで徹底した管理がなされていなかったのかもしれません。

そして、周りの医療従事者がおかしいと今まで気付かなかった点も問題だと思います。
言い出すことのできない環境だったのかもしれませんが、誰か一人でも疑問に思ってほしいものです。

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