【サチュロ(ベダキリンフマル酸)】って?効果効能・副作用を紹介!

はじめに

サチュロは、多剤耐性肺結核の治療薬です。
有効成分は、ベダキリンフマル酸塩です。

今回は、サチュロの効果効能、副作用や注意点について紹介します。

目次

サチュロってどんな薬?
サチュロって何の病気に使えるの?
サチュロってどうやって効くの?
サチュロの一般的な使う量と回数
サチュロの副作用
サチュロで気を付けることは?
サチュロのジェネリック(GE)ってあるの?
サチュロの市販薬(OTC)ってあるの?
まとめ
関連する薬

サチュロってどんな薬?

サチュロは、多剤耐性肺結核の治療薬です。
つまり、ただの肺結核ではなくて、既存の治療薬で効果を得にくい肺結核に使用します。

有効成分は、ベダキリンフマル酸塩です。
日本では、2018年5月に販売開始されました。

<適応菌種>
本剤に感性の結核菌

<適応症>
多剤耐性肺結核

《効能・効果に関連する使用上の注意》
本剤の投与によりQT延長があらわれるおそれがあるので、QT延長のある患者、あるいはQT延長を起こしやすい患者等への投与については、リスクとベネフィットを考慮して本剤投与の適応を慎重に判断すること。
引用:サチュロ 添付文書

サチュロって何の病気に使えるの?

肺結核は、結核菌が原因となり感染し、せき・たん・血痰・だるさ・発熱などが生じます。
特に咳している場合は非常にまずく、他の人に感染させてしまう可能性があります。
大量に菌が咳中に含まれている場合は、結核の専門病院にて入院治療となります。

結核は国民病と言われるくらい大流行しましたが、今はだいぶすくなくなり、20000人程度が1年で新たに発症するレベルとなっています。
BCGワクチン摂取や公衆衛生の向上が患者数減少に寄与していると考えられます。

サチュロってどうやって効くの?

サチュロの有効成分ベダキリンフマル酸は、結核菌のATP合成酵素の働きを抑えることで、結核菌を機能停止に追い込みます。

ATPとは、アデノシン三リン酸のことで、生体のエネルギー通貨と呼ばれる物質です。
体内でエネルギーを必要とする反応に必要となる物質です。
これがなくなってしまうと、生体の機能維持ができなくなり、死に至ります。

結核菌も例外ではなく、ATPが枯渇してしまうことで、生体の機能維持ができなくなり、死に至ります。

サチュロの一般的な使う量と回数

【用 法・用 量】
通常、成人には投与開始から2週間はベダキリンとして1日1回400mgを食直後に経口投与する。その後、3週以降は、ベダキリンとして1回200mgを週3回、48時間以上の間隔をあけて食直後に経口投与する。投与に際しては、必ず他の抗結核薬と併用すること。

《用法・用量に関連する使用上の注意》
1)本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現を防ぐため、原則として他の抗結核薬及び本剤に対する感受性(耐性)を確認し、感受性を有する既存の抗結核薬3剤以上に本剤を上乗せして併用すること。
2)本剤の投与期間は原則として6箇月であり、この期間を超えて使用する場合、リスクとベネフィットを考慮して投与の継続を慎重に判断すること。
引用:サチュロ 添付文書

結核菌は、単剤投与だとすぐに耐性を作られてしまうため、基本的に他の抗結核薬と併用します。

食直後に服用する薬なので、忘れないようにしてください。

医師の指示と異なる場合は医師の指示を優先するようにしてください。

サチュロの副作用

サチュロに報告されている主な副作用として、ざ瘡・悪心・嘔吐・頭痛・関節痛・めまいなどです。

服用していて、体調悪化や違和感あれば、すぐに医師に相談するようにしてください。

自己判断で中止せず、気になることあれば、医師に相談しましょう。

サチュロで気を付けることは?

飲み忘れないこと!

サチュロに限らず、抗結核菌は飲み忘れないようにしてください。
結核菌は、耐性(その薬が効かなくなること)を作りやすいので、少しでも飲み忘れなどあると、耐性を作られてしまう可能性があります。
忘れずに、決められた時間に服用するようにしてください。

併用薬に注意

一緒に服用するのに注意が必要な薬が設定されています。
なので、おくすり手帳を活用するなどして、現在服用中の薬を管理しておくとよいでしょう。
医師や薬剤師におくすり手帳を毎回確認してもらってください。

サチュロのジェネリック(GE)ってあるの?

サチュロのジェネリックは、まだ販売されていません。

サチュロの市販薬(OTC)ってあるの?

サチュロはOTC販売の許可が下りていないので、ありません。
また、抗結核菌薬という性質上、今後もおりる見込みはないでしょう。

まとめ

サチュロは、多剤耐性肺結核の治療に用いられる薬です。
ATPの生成を抑制させることで、結核菌の機能維持ができなくします。
結核の治療は、他の抗結核菌薬と併用して行い、飲み忘れないように適切に管理する必要があります。

使用に際して、医師の指示通りに、飲み忘れなく服用するようにしてください。

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