ジャガイモの芽はなぜ食べてはいけないのか?ソラニンとは?

よく食べられる食材であるジャガイモですが、芽の部分を取り除いて食べますよね?
あの芽の部分には毒が含まれているからなのですが、今回はその毒について説明します。

ソラニンとは?

ジャガイモの芽の部分に含まれる毒は「ソラニン」といいます。
ソラニンは、芽の周辺や緑色の部分に多く含まれる毒であり、ある一定量を摂取すると、めまい・胃腸障害・溶血作用を呈します。

これらの症状は、ソラニンがサポニン様作用とコリンエステラーゼ阻害作用があるためとされています。
食後だいたい30分から12時間程度で症状が出始めます。

困ったことにソラニンは熱に強いため、物理的に取り除かなくてはいけません。
なので、基本的には発芽したジャガイモは食べないほうが良いとされています。

現在、解毒剤も拮抗剤もないので、治療法は胃洗浄・吸着剤・下剤などでできるだけ早くソラニンを対外に出してしまう治療法しかありません

できる限り、芽の部分は取り除いて食べることをお勧めします!

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