降圧剤
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ノバルティスのディオバン治験データ不正改ざん問題で逮捕者
大手製薬会社「ノバルティスファーマ」の高血圧治療薬に関する臨床研究で不正なデータ操作が行われたとされる問題で、東京地検特捜部は、ノバルティスの元社員がデータを改ざんし、京都府立医科大学の研究チームに虚偽の論文を発表させたとして元社員を薬事法違反の疑いで逮捕しました。 元社員は逮捕前の取材に対し不正への関わりを全面的に否定していました。 引用:ノバルティス元社員 逮捕前 関わりを全面…詳細を見る -
アデムパス(慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬)発売。
アデムパス発売 以前、慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬「アデムパス」についてで紹介したアデムパスが2014年4月18日に発売になりました。一般名はリオシグアトです。 慢性血栓性肺高血圧症は、治癒の可能性がある治療法が外科手術とされていましたが、患者の2~4割しか手術を行うことが出来ませんでした。また、再発も多い病気とされ、治療薬の発売が待たれていました。 オーファンドラッグに指定され…詳細を見る -
武田薬品が臨床試験「CASE-J」のデータを不適切に使用して営業活動を行った問題
武田薬品の長谷川閑史社長は3月3日に開いた記者会見で、ARBブロプレス(一般名:カンデサルタン)をめぐり実施された大規模臨床試験「CASE-J」のデータを用いた情報提供活動で、日本製薬工業協会が定める医療用医薬品プロモーションコード違反があったことを認めた。 引用:武田薬品 CASE-J用いた情報提供活動でプロモーションコード違反 CASE-Jとは? CASE-Jとは、Cande…詳細を見る -
ディオバンデータ改ざん問題の続報
以前、ディオバンの問題について記事(ディオバンの社員によるデータ操作の問題について)を書きましたが、少し進展が見られたので報告します。 降圧剤バルサルタン(商品名ディオバン)の臨床試験疑惑で、厚生労働省はデータが操作された試験論文を宣伝に使ったのは誇大広告を禁じた薬事法に違反する疑いがあるとして、同法に基づき製薬会社ノバルティスファーマ(東京都港区)に対する調査に乗り出す方針を固めた。 …詳細を見る -
ディオバンの社員によるデータ操作の問題について
ディオバンという薬をご存知でしょうか? 最近臨床試験のデータを操作したという事で、ニュースを騒がせていますね。 今回のこの問題は、何がいけなかったのかについて書いていきます。 ディオバンとは ディオバンは、ARB(アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬)の一つで、有効成分はバルサルタンです。 同じ効果の薬として、テルミサルタン(商品名 ミカルディス)、ロサルタン(商品名 ニューロタン)、…詳細を見る