【ベナパスタ(ジフェンヒドラミンラウリル硫酸塩)】って?効果効能・副作用を紹介!

はじめに

ベナパスタは、抗ヒスタミン作用をもつ、かゆみ止めの外用薬です。
今回はベナパスタの効果効能、副作用や注意点について紹介していきたいと思います。

目次

ベナパスタ軟膏ってどんな薬?
ベナパスタ軟膏の用法・用量
ベナパスタ軟膏の副作用・注意点
まとめ

ベナパスタ軟膏ってどんな薬?

ベナパスタは1950年10月に販売が開始になった、有効成分がジフェンヒドラミンラウリル硫酸塩の軟膏薬です。

かゆみが生じる一つの理由として、ヒスタミンの分泌が盛んになるためというのがあります。
ヒスタミンとは、アレルギー反応を活発にする物質なので、かゆみ・赤みを生じさせる原因となる物質です。

ベナパスタは、そのヒスタミンの分泌を抑える効果がある外用薬になります。
外用薬として限定的に用いることで、全身的な副作用(眠気など)を抑えます。

【効能・効果】
じん麻疹、湿疹、小児ストロフルス、皮膚瘙痒症、虫さされ
引用:ベナパスタ 添付文書

他にも部位が変わって、鼻で多く生じれば鼻水の分泌を促進したり、目で多く生じれば涙が多くでてくるということがあります。
なので、抗ヒスタミン作用を持つ薬は他に、飲み薬・点鼻薬・点眼薬として利用されています。

小児ストロフルスって?

小児ストロフルスとは、虫刺されやアレルギー物質を含んだ食事をきっかけに、強いかゆみをもち、水疱や腫れができる病状をいいます。
小児の名の通り、5~6歳ごろまでによくみられる病気です。

ベナパスタ軟膏の用法・用量

【用法・用量】
通常症状により適量を1日数回患部に塗布又は塗擦する。
引用:ベナパスタ 添付文書

ベナパスタは、1日数回患部に塗布するタイプの外用薬です。
医師の指示どおり使用するようにしましょう!

ベナパスタ軟膏の副作用・注意点

ベナパスタは、皮膚の発赤・腫脹・掻痒感・湿潤などの、皮膚過敏症が生じることがあります。
使用していて、かゆみがました、発疹ができたなどの症状悪化があれば、医師に相談するようにしてください。

また、取扱が雑だとカビが生えることがあるので、手を洗った後に使用するようにしましょう。

まとめ

ベナパスタは、抗ヒスタミン作用をもつ塗り薬でかゆみ止めとして用いられます。
蕁麻疹・虫刺されといったかゆみに効果があり、1日数回医師の指示どおり使用するようにしましょう。

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