【ゾビラックス軟膏・クリーム(アシクロビル)】って?効果効能・副作用を紹介!

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はじめに

ゾビラックス軟膏、ゾビラックスクリームは、単純疱疹(口唇ヘルペス・顔面ヘルペス・臀部ヘルペスなど)に用いられる薬です。
単純疱疹は、単純ヘルペスウイルス(HSV)感染により発症し、皮ふに小水疱やびらん(ただれ)が生じることで知られています。

今回は、ゾビラックス軟膏、ゾビラックスクリームについて、その効果効能と副作用、注意点について紹介します。

目次

ゾビラックス軟膏・クリームってどんな薬?
ゾビラックス軟膏・クリームってどうやって効くの?
ゾビラックス軟膏・クリームの用法・用量
ゾビラックス軟膏・クリームの副作用
ゾビラックス軟膏・クリームの注意点
OTCで手に入らないの?
まとめ

ゾビラックス軟膏・クリームってどんな薬?

ゾビラックスの外用薬は、口唇ヘルペスをはじめとする単純疱疹の治療に用いられる薬です。
有効成分はアシクロビルで、日本ではゾビラックス軟膏が1994年2月に、ゾビラックスクリームは2005年7月に販売が開始されました。

効能又は効果
単純疱疹
引用:ゾビラックス軟膏・クリーム インタビューフォーム

単純疱疹は、単純ヘルペスウイルス(HSV)の感染により生じます。
単純ヘルペスウイルスは1型(HSV-1)と2型(HSV-2)があることがわかっています。

HSV-1は主に口唇ヘルペスを生じ、三叉神経節に潜伏します。
口唇ヘルペスのほかに、ヘルペス口内炎・ヘルペス角膜炎・単純ヘルペス脳症の原因になります。
HSV-2は主に性器ヘルペスを生じ、仙髄脊髄神経節に潜伏します。
性器ヘルペスのほかに、新生児ヘルペス、ヘルペス髄膜炎、ヘルペス脊髄炎の原因
になります。

とはいっても、HSV-1であっても性器ヘルペスを生じることがわかっており、その境はあいまいになりつつあるといったのが現状です。

ゾビラックス軟膏・クリームってどうやって効くの?

ゾビラックスの有効成分であるアシクロビルは、単純ヘルペスウイルスに感染してしまった細胞内に入ると、ウイルス性チミジンキナーゼという酵素により、リン酸化(活性化)されます。
その後、細胞性キナーゼによりアシクロビル三リン酸(ACV-TP)となり、より活性化されます。

ACV-TPは、DNAの正しい基質であるグアノシン三リン酸の代わりにウイルスのDNAに取り込まれます。
すると、それ以上のDNA鎖の伸長ができなくなり、DNA合成を阻害することができます。

これだけ聞くと人間のDNA合成も止めてしまい害がありそうですが、第一段階の活性化がウイルス性チミジンキナーゼによるので、この酵素は人の通常細胞にはないため、ウイルスに狙いを定めてDNA阻害をすることができます。

ゾビラックス軟膏・クリームの用法・用量

用法及び用量
通常、適量を1日数回塗布する。
引用:ゾビラックス軟膏・クリーム インタビューフォーム

ゾビラックス軟膏、クリームともに1日数回患部に塗布します。
医師の指示どおり使用するようにしましょう。

使用上の注意
重要な基本的注意
1.本剤の投与は、発病初期に近いほど効果が期待できるので、早期に投与を開始することが望ましい。
2.本剤を7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。
引用:ゾビラックス軟膏 添付文書

ゾビラックスは、作用機序から考えると増殖を食い止める作用に優れています。
そのため、できるだけ早く使用することで、ウイルスの量を最小限の抑えることができます。

その効果は1週間も使用すればでてくるので、それでも治らない場合は別の病気かもしれないので、もう一度医師に相談するようにしましょう。

ゾビラックス軟膏・クリームの副作用

報告されている副作用は、刺激感やそう痒感、接触皮膚炎、紅斑性発疹などです。
皮膚の刺激感による副作用が多く報告されています。
こうした症状がひどくでる場合には、使用を中止して医師に相談するようにしましょう。

ゾビラックス軟膏・クリームの注意点

前述しましたが、ゾビラックスの外用薬は使用して1週間もすれば効果が現れてきます。
使っていても症状改善されない場合は、もう一度医師の診察を受けるようにしましょう。

過去にゾビラックス軟膏・クリーム・内服薬を使用してアレルギー反応やアナフィラキシーショックなどの過敏症を引き起こしたことがある方は、使用できません。
そういった経験がある方は、医師に必ず伝えるようにしましょう。

OTCで手に入らないの?
ゾビラックス軟膏・クリームの有効成分アシクロビルを含んだ軟膏・クリームがOTCとして販売されています。
ヘルペシア軟膏・クリームという名前で、口唇ヘルペスの再発に用いることができます。

大事なのが【再発】に限る点です。
というのも、初回は症状がひどくなりがちであり、またそもそも口唇ヘルペスかどうか見分けが素人にはつきにくいため、初回は医師の診断が必要なためです。

まとめ

ゾビラックス軟膏・クリームは有効成分アシクロビルの単純疱疹治療薬です。
単純疱疹とは、単純ヘルペスウイルス(HSV)が原因でひきおこされる病気で、口唇ヘルペス・性器ヘルペスなどがあります。
早めの治療で効果をより得ることができるので、発疹・ぴりぴりとした痛みを感じたら医師に相談するようにしましょう。

また、再発の口唇ヘルペスについては、OTCでも治療することができます。
常備薬として、最寄りのドラッグストアやAmazon・楽天から購入しておくとよいかもしれません。

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コメント

    • 沙羅
    • 2018年 3月 31日

    分からないので教えて下さい。
    扁平苔癬で通院しています。
    前回デキサルチン口腔用軟骨が処方されました
    今回はゾビラックス軟骨が処方されて
    口の中に塗っても大丈夫ですか?って薬剤師サンに聞いたら、はい!と言われました
    でも外用って書いてあるのに口の中に塗っても大丈夫ですか?

      • 管理人
      • 2018年 4月 12日

      返信おそくなり申し訳ありません。

      ゾビラックス軟膏ですが、口の中に使用しても大丈夫です。
      多少飲み込んだとしても、問題ありません。

      口の中の皮膚に使用する場合は、外用となります。
      口の中で溶かして、喉に作用させる「トローチ剤」も実は外用だったりします。

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