はじめに
含嗽用ハチアズレ顆粒は、アズレンスルホン酸ナトリウムを有効成分とする、口腔・咽頭疾患咳嗽剤です。
簡単に言えば、うがいぐすりです。
風邪などのときに、病院でもらったことがある方もいるのではないでしょうか?
今回は、含嗽用ハチアズレ顆粒について、その効果効能、副作用や注意点について紹介していきます。
目次
含嗽用ハチアズレ顆粒ってどんな薬?
含嗽用ハチアズレ顆粒って何の病気に使えるの?
含嗽用ハチアズレ顆粒ってどうやって効くの?
含嗽用ハチアズレ顆粒の一般的な使う量と回数
含嗽用ハチアズレ顆粒の副作用
含嗽用ハチアズレ顆粒で気を付けることは?
含嗽用ハチアズレ顆粒のジェネリック(GE)ってあるの?
含嗽用ハチアズレ顆粒の市販薬(OTC)ってあるの?
まとめ
関連する薬
含嗽用ハチアズレ顆粒ってどんな薬?
含嗽用ハチアズレ顆粒は、うがい薬です。
顆粒ですが、そのまま使うのではなく、水に溶かして使用します。
有効成分は、アズレンスルホン酸ナトリウムです。
日本では、2006年7月に販売名変更され、今の名前での販売がスタートしました。
効能又は効果
咽頭炎、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、舌炎、口腔創傷
引用:含嗽用ハチアズレ顆粒 添付文書
含嗽用ハチアズレ顆粒って何の病気に使えるの?
含嗽用ハチアズレ顆粒は、口腔内および咽頭内の炎症を鎮めるのに用います。
アズレンスルホン酸ナトリウムは、炎症を鎮める作用、ヒスタミン遊離抑制作用、上皮形成促進作用を示します。
消毒用というよりかは、炎症を抑え、傷ついた部分を早く治すといった作用が強いです。
含嗽用ハチアズレ顆粒ってどうやって効くの?
アズレンスルホン酸ナトリウムは、白血球遊走阻止作用及び肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用をもたらすと考えてられています。
白血球は、細菌を食べてくれるので、感染症ではだいじな役割を果たしますが、同時にその部位において、炎症を引き起こす物質を放出します。
それが原因で、炎症や傷が生じてしまうので、アズレンスルホン酸ナトリウムは、過剰な白血球の遊走(その部位に集まらせること)を抑えると考えられています。
また、肥満細胞という細胞から、アレルギーを引き起こす物質であるヒスタミンが放出するのを抑制することで、炎症を鎮めると考えられています。
含嗽用ハチアズレ顆粒の一般的な使う量と回数
用法及び用量
通常1回1包(2g)を、適量(約100mL)の水又は微温湯に溶解し、1日数回含嗽する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
引用:含嗽用ハチアズレ顆粒 添付文書
含嗽用ハチアズレ顆粒は、水に溶かして使用します。
回数も1日数回とアバウトなので、朝・昼・夕・寝る前くらい行うとよいでしょう。
もちろん医師の指示がある場合は、それを優先してください。
含嗽用ハチアズレ顆粒の副作用
主に報告されている副作用としては、口の中のあれがあります。
他にも、体調の悪化や違和感あれば、使用を中止して、医師に相談するようにしてください。
含嗽用ハチアズレ顆粒で気を付けることは?
そのまま服用しない
含嗽用ハチアズレ顆粒はうがい用の薬です。
粉のまんま服用したり、うがいした後の液を飲み込まないようにしましょう。
含嗽用ハチアズレ顆粒のジェネリック(GE)ってあるの?
ありますが、先発品とジェネリックともに薬価が同じなので、どちらを選んでも大丈夫です。
というよりも、その薬局に在庫がある薬が調剤されると思います。
含嗽用ハチアズレ顆粒の市販薬(OTC)ってあるの?
液体タイプの同じ有効成分の薬が販売されています。
のどの違和感ある場合などにご利用ください。
まとめ
含嗽用ハチアズレ顆粒は、口腔内および咽頭内の炎症などを鎮める効果をもつうがい薬です。
顆粒を水に溶かして、1日数回使用します。
使用に際しては、医師の指示に従ってつかうようにしてください。
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