はじめに
メジコンは、咳止めに用いられる薬です。
風邪やインフルエンザの時にもらった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、メジコンについて、効果効能、副作用や注意点について、紹介していきたいと思います。
目次
メジコン錠・散ってどんな薬?
メジコン錠・散ってどうやって効くの?
メジコン錠・散の用法・用量
メジコン錠・散の副作用
メジコン錠・散の注意点
まとめ
メジコン錠・散ってどんな薬?
メジコンは、咳止めで用いられる薬で、有効成分はデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物です。
錠剤が1969年9月に、散剤が1955年10月に販売開始されました。
効能・効果
1. 下記疾患に伴う咳嗽
感冒,急性気管支炎,慢性気管支炎,気管支拡張症,肺炎,肺結核,上気道炎(咽喉頭炎,鼻カタル)
2. 気管支造影術及び気管支鏡検査時の咳嗽
引用:メジコン錠・散 添付文書
風邪や気管支炎、肺炎などの咳を伴う病気の咳止めに用いられます。
また、気管支に胃カメラよりも細いカメラを入れる、気管支鏡検査のときの物理的な刺激による咳を抑えるために、検査前に用いられることもあります。
メジコン錠・散ってどうやって効くの?
メジコンの有効成分デキストロメトルファンは、咳中枢に直接働きかけ、咳反射を抑制することで、鎮咳作用をもたらします。
風邪のときの咳や、異物があるときの咳って、咳しよう!!と思ってするものじゃないですよね。
自分の意志とは関係なくでる、【反射】で咳はでます。
その反射をつかさどっている咳中枢の活動を抑えることで、咳を全体的に抑えようという狙いがメジコンです。
メジコン錠・散の用法・用量
用法・用量
通常,成人にはデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物として1回15~30mgを1日1~4回経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減する。
引用:メジコン錠・散 添付文書
錠剤は1錠15mgのデキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物が含まれているので、1回1錠~2錠、1日1~4回服用することになります。
但し、症状や年齢によって量はコントロールされるので、医師の指示通り服用するようにしましょう。
メジコン錠・散の副作用
副作用として主に報告されているのは、発疹や眠気、気持ち悪さ(悪心)、めまいなどです。
この他にも稀な副作用や報告されていない副作用があるので、服用していて体調悪化や違和感を感じるようであれば医師・薬剤師に相談するようにしましょう。
メジコン錠・散の注意点
メジコンには、一緒に服用してはいけない薬が設定されています。
なので、現在服用している薬は一冊のお薬手帳にまとめ、医師・薬剤師にみせるようにしましょう。
まとめ
メジコンは、咳止めの薬として用いられます。
咳中枢の働きを抑えることにより、咳反射を抑制することで、咳を抑えることができます。
服用に際しては医師の指示通り服用するようにしましょう。
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