【酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏T】って?効果効能・副作用を紹介!

はじめに

酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏Tは有効成分プレドニゾロン酢酸エステルのステロイド外用薬です。
眼軟膏であり、眼の周り、眼のなかの炎症に用いられます。

今回は、酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏Tについて、その効果効能、副作用や注意点について紹介します。

目次

酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏Tってどんな薬?
酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏Tってどうやって効くの?
酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏Tの用法・用量
酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏Tの副作用
酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏Tの注意点
まとめ

酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏Tってどんな薬?

酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏Tは、ステロイドの眼科用外用薬です。
有効成分は、プレドニゾロン酢酸エステルです。

日本では、1995年12月に販売開始されました。

効能・効果
外眼部および前眼部の炎症性疾患の対症療法
(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、上強膜炎、前眼部ブドウ膜炎、術後炎症)
引用:酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏T 添付文書

ステロイドの薬なので、様々な病気の炎症反応を鎮める目的で用いられます。

酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏Tってどうやって効くの?

有効成分のプレドニゾロン酢酸エステルは、ステロイドです。

ステロイドは、皮膚から吸収された後に塗布部位周辺の細胞に取り込まれます。
細胞の核と呼ばれる遺伝情報がつまっているところに移行し、リポコルチンと呼ばれるタンパク質の合成を促します。

リポコルチンは、炎症反応を促進する働きをもつプロスタグランジンやトロンボキサン、ロイコトリエンの原料物質を作り出す【ホスホリパーゼA2】の働きを抑えることができます。
そのため、炎症反応全体を鎮めることができます。

酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏Tの用法・用量

用法・用量
通常、1日数回、適量を塗布する。
なお、症状により適宜増減する。
引用:酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏T 添付文書

症状に応じて、使用回数を変えて用いられます。
医師の指示に従うようにしてください。

医師の指示と異なる場合は医師の指示を優先するようにしてください。

酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏Tの副作用

酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏Tは副作用頻度が明らかになる試験を実施していません。

ですが、可能性として、眼の刺激感・緑内障・角膜ヘルペス、角膜真菌症、緑膿菌感染症の誘発・穿孔・後のう白内障などの症状がでる可能性があります。

使用に際して、こういった症状や眼の違和感を感じるようであれば、使用を中止して医師に相談するようにしてください。

酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏Tの注意点

ステロイド外用薬は、長期に使用することで、副作用の可能性が高くなります。
使用に際しては、どの期間使用すればよいか、医師に確認しておくとよいでしょう。

眼に使用するときは、綿棒をつかうなどして、衛生的に塗布するようにしてください。
手をつかうときには、必ず手を洗ってから塗布するように気をつけましょう。

まとめ

酢酸プレドニゾロン0.25%眼軟膏Tは、眼の周囲・眼のなかの炎症を鎮める目的で用いられるステロイドの軟膏です。

使用に際しては、医師の指示を守ってつかうようにしましょう。

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