2014年4月25日に糖尿病の治療薬、SGLT2阻害作用を持つカナグル(一般名:カナグリフロジン水和物)が承認されました。
SGLT2阻害薬の作用機序については、過去記事「国内初のSGLT2阻害による糖尿病薬「スーグラ」について」を見てください。
今までに承認されたSGLT2阻害薬まとめ
2014年5月4日現在承認されているSGLT2阻害薬は以下のとおりです。
商品名 | 一般名 | 製薬会社 |
---|---|---|
スーグラ | イプラグリフロジン | アステラス製薬、寿製薬、MSD |
フォシーガ | ダパグリフロジン | アストラゼネカ、小野薬品工業 |
ルセフィ | ルセオグリフロジン | 大正富山医薬品、ノバルティスファーマ |
デベルザ | トホグリフロジン | 興和 |
アプルウェイ | トホグリフロジン | サノフィ |
カナグル | カナグリフロジン | 田辺三菱製薬、第一三共 |
あとは、一般名エンパグリフロジンがまだ承認されていません。
これらの薬の効果は現段階では差があるとは報告されていません。どの薬が使われるかは、医師の判断によりますね。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。