はじめに
ゼスタッククリームは、痛み止めのクリーム剤です。
痛みのある箇所に、普通に塗って使用したり、ガーゼなどにのばして貼付して用います。
今回は、ゼスタッククリームの効果効能、副作用や注意点について紹介します。
目次
ゼスタッククリームってどんな薬?
ゼスタッククリームってどうやって効くの?
ゼスタッククリームの用法・用量
ゼスタッククリームの副作用
ゼスタッククリームの注意点
まとめ
ゼスタッククリームってどんな薬?
ゼスタッククリームは、痛み止めのクリーム剤です。
有効成分は、ヘパリン類似物質・副腎エキス・サリチル酸の3つです。
効能又は効果
変形性関節症(深部関節を除く)、関節リウマチによる小関節の腫脹・疼痛の緩解、筋・筋膜性腰痛、肩関節周囲炎、腱・腱鞘・腱周囲炎、外傷後の疼痛・腫脹・血腫
引用:ゼスタッククリーム 添付文書
ゼスタッククリームは、痛みに対して効果がある薬です。
関節痛、関節リウマチによる各種疼痛、筋肉痛など様々な痛みに用いられます。
ゼスタッククリームってどうやって効くの?
ゼスタッククリームの有効成分は、ヘパリン類似物質・副腎エキス・サリチル酸の3つになるので、それぞれの効果を説明します。
ヘパリン類似物質
ヘパリン類似物質は、血液凝固抑制作用・末梢血液循環促進作用を有します。
簡単に言えば、血液の通りをよくして、疲労回復などの効果を発揮します。
副腎エキス
副腎エキスには、ステロイドホルモンを含むので、抗炎症作用が期待できます。
ステロイドは、核内に移行し、炎症に関与する物質の原料を作り出す【ホスホリパーゼA2】の働きを抑える【リポコルチン】というタンパク質の合成を促進させることで、痛み・炎症・浮腫を抑えることができます。
サリチル酸
サリチル酸は、角質軟化作用をもちます。
ゼスタッククリームの用法・用量
用法及び用量
通常、1日1~数回適量を塗擦又はガーゼ等にのばして貼付する。
症状により密封法を行う。
引用:ゼスタッククリーム 添付文書
ゼスタッククリームは1日1~数回患部に使用する薬です。
医師からの指示によっては、密封法を用いて、薬の浸透を促進させます。
ゼスタッククリームの副作用
副作用として、使用した部位の過敏症状、赤み、そう痒感、皮膚の炎症が生じる可能性があります。
使用していて、違和感を感じたら使用を中止して、医師に相談するようにしましょう。
ゼスタッククリームの注意点
潰瘍、びらん面には刺激が強く、痛みや炎症を引き起こす可能性があるので、直接塗布するのは避けてください。
また、目には使用しないように注意してください。
まとめ
ゼスタッククリームは3つの有効成分を含む、痛みや炎症を緩和する外用薬です。
1日数回患部に塗布して使用します。医師の指示にしたがうようにしてください。
副作用としては、塗布部位の過敏症状がみられることがあります。
違和感、症状悪化あれば、使用中止して医師に相談するようにしましょう。
使用に際しては、医師の指示に従って、使用するようにしましょう。
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