【カナグル(カナグリフロジン)】って?効果効能・副作用を紹介!

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はじめに

カナグルは2型糖尿病の治療薬として用いられている薬です。
SGLT2阻害作用をもち、血中の糖分を尿ともに排泄することで、血糖値を下げることができます。

今回はカナグルについて、その効果効能と副作用や注意点について紹介していきます。

目次

カナグルってどんな薬?
カナグルってどうやって効くの?
カナグルの用法・用量
カナグルの副作用
カナグルの注意点
まとめ

カナグルってどんな薬?

カナグルは2型糖尿病の治療薬として用いられます。
有効成分は、カナグリフロジンで、SGLT2阻害作用を有することで、糖尿病に対して効果を発揮します。

日本では、2014年9月に販売が開始されました。

【効能・効果】
2 型糖尿病

<効能・効果に関連する使用上の注意>
(1)本剤は 2 型糖尿病と診断された患者に対してのみ使用し, 1 型糖尿病の患者には投与をしないこと.
(2)高度腎機能障害患者又は透析中の末期腎不全患者では本剤の効果が期待できないため,投与しないこと.
(3)中等度腎機能障害患者では本剤の効果が十分に得られない可能性があるので投与の必要性を慎重に判断すること.
引用:カナグル 添付文書

カナグルは、糖尿病のなかでも2型の糖尿病に効果がある薬です。

糖尿病には、1型と2型がありますが、どのように違うのでしょうか。
1型は、膵臓のインスリン分泌能力がほぼない病気で、インスリンの注射が治療薬として用いられます。
対して、2型は膵臓のインスリン分泌能力の低下、およびインスリンを受け取る側の細胞のインスリン感受性の低下によって血糖値がなかなか下がらない病気です。

生活習慣(脂っこい食事、量の多い食事、運動不足など)が原因とされているのは、2型糖尿病のほうです。
もちろん遺伝子的や年齢にもよるので、必ずしも生活習慣がだめというわけではありません。

カナグルってどうやって効くの?

カナグルの有効成分カナグリフロジンは、SGLT2阻害作用を通して、2型糖尿病を治療します。

SGLT2阻害薬の作用機序について

SGLTとは、ナトリウム-グルコース共輸送体のことであり、腎臓の糸球体に存在します。
糸球体では、血液が濾過されて作られた原尿から、ミネラル・水分・糖分の調節が行われて、最終的な尿を作るところです。

糖尿病の方は、血糖値が高いことが問題となっている状態ですが、そもそもこの糖分というのは、人体の生命維持に不可欠なものです。
脳のエネルギー源となったり、体を動かすエネルギー源になったりするからです。

そのため、糸球体において、原尿から糖分を血液に戻す装置があり、それが「SGLT2」です。

ですが、糖尿病の方は糖分が多いことが問題なので、このSGLT2を止めて、尿中に糖分を放出してしまえば、血糖値を下げることができそうです。
そんな狙いで作られた薬がSGLT2阻害薬です。
カナグルは、SGLT2阻害薬の一つとなります。

カナグルの用法・用量

【用法・用量】
通常,成人にはカナグリフロジンとして100mgを 1 日 1 回
朝食前又は朝食後に経口投与する。
引用:カナグル 添付文書

カナグルは1日1回服用する薬です。
朝食前もしくは朝食後に服用します。

どうして基本、朝なのでしょうか?
カナグルをはじめとするSGLT2阻害薬には副作用として、尿の量を多くする効果があります。
そのため、昼・夕に服用すると、夜間にトイレに言ってしまう可能性が高まります。
そのため、朝に服用することと定められています。

カナグルの副作用

カナグルの副作用として、低血糖・頻尿・血中ケトン体増加・便秘などが主に報告されています。

糖尿病の薬はどうしても低血糖の副作用の懸念があります。
低血糖ととは、血糖値が下がり過ぎてしまい、脳のエネルギーが不足する減少です。
糖分は、脳の唯一のエネルギー源なため生じる副作用です。

初期症状としては、ふるえ・空腹感・吐き気・めまいなどがあるので、こういった症状を感じたら、ブドウ糖をすぐ摂取するようにしましょう。
ブドウ糖が手元にないかたは、この薬をもらっている薬局にいえばもらうことができます。
特に、他の糖尿病薬を併用している方は注意するとよいでしょう。

また、SGLT2阻害薬に共通している副作用が、頻尿などの尿量増加による副作用です。
糖分を尿とともに排出するときに、一緒に水分もひっぱるので、尿量が増加します。
こまめな水分補給も忘れないようにしましょう。

その他に心配されるのが、尿路感染症です。
尿中に糖分が多くなるので、細菌が繁殖しやすい環境となってしまします。
排尿時に痛みや違和感を感じたら、すぐに医師の診断をうけるようにしましょう。
特に高齢者の方で生じやすいので、注意が必要です。

カナグルの注意点

低血糖・尿量増加・尿路感染症の副作用に注意が必要です。
体調悪化、違和感生じたら医師に早めに相談するようにしましょう。

カナグルを使用できない方

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
(1)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
(2)重症ケトーシス,糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者
〔輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない.〕
(3)重症感染症,手術前後,重篤な外傷のある患者〔インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない.〕
引用:カナグル 添付文書

カナグルを使用できない方は、まずカナグルを服用してアレルギー反応やアナフィラキシーショックといった過敏症を起こした方は用いることができません。

次に、重症ケトーシス・糖尿病性の昏睡・重症感染症・手術前後・重篤な外傷がある場合も使うことができません。
使うことができないというよりかは、こういった状態のときは、早めの血糖コントロールが必要なので、インスリンの注射のほうがよいからです。

まとめ

カナグルは、SGLT2阻害作用を有する2型糖尿病の薬です。
有効成分はカナグリフロジンです。

SGLT2阻害薬は、尿中の糖分含有量を増やすことで、糖分排泄を促し、血糖値を下げる効果があります。

副作用として、低血糖・尿量増加・尿路感染症の副作用があるので、注意が必要です。
服用に際しては医師の指示どおりに使用するようにしましょう。

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