二重盲検法(ダブルブラインドテスト)とは?

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二重盲検法(ダブルブラインドテスト)をご存じでしょうか?
聞きなれない言葉ですが、薬を正しく評価するために大事な方法の一つです。
今回は、二重盲検法(ダブルブラインドテスト)について説明していきたいと思います。

二重盲検法とは?

二重盲検法は、ダブルブラインドテストとも呼ばれ、新薬の効果を評価するための試験(治験)において行われる試験法のことです。
この試験法では、患者さんと医師ともに、薬が新薬なのか対照薬か分からないようにします。

なぜこのような試験法が必要なのでしょうか。
それは、下に示す2つの大きな理由があります

  • プラセボ効果の排除
  • 観察者バイアスの排除

プラセボ効果の排除

プラセボ効果というのは、まったく薬理効果のない薬(偽薬、プラセボ)を飲んだとしても、病気の改善が認められる効果のことを言います。(そもそもの病気が治るわけではないことに注意。)
プラセボ効果は、薬を飲むという安心感から、症状の改善が見られる効果とも言えます。
薬の薬効を調べるときは、このプラセボ効果を排除しなければ、本当の薬効を調べることができないため、患者さんにはプラセボか真の薬かを知らせずに、プラセボと比較した試験を行います。

観察者バイアスの排除

観察者、つまり治験の場合では医師が効果を期待するあまり、その効果にそぐわない結果やそれ以外の結果を見過ごしてしまうことが生じる可能性(観察者バイアス)を排除するために、医師にも新薬なのか対照薬かわからないようにします。

まとめ

以上のように、二重盲検法は新薬が本当に効果があるのかを確固たるものにするために用いられる試験法です。できる限り主観的な事項を排除して客観的な事項だけで、新薬が優れているのかを判断するためにこのような方法が用いられています。

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