禁煙に使う薬について紹介してみる

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最近は禁煙する際の補助薬として、様々な薬が販売されています。それらの薬について紹介していきたいと思います。

禁煙補助剤とは

禁煙補助剤には、微量のニコチンが含まれている製剤とα4β2ニコチン受容体に対する部分作動効果(刺激作用と拮抗作用を持ち合わせる効果)を持つ薬剤があります。どちらも禁煙に伴うニコチン離脱症状の緩和に効果がある薬剤です。
ニコチン離脱症状には、次のようなものがあります。

  • タバコが吸いたくなる
  • 集中できない
  • 頭痛
  • イライラする

これらの症状を逃れるために再びタバコを吸ってしまうことが禁煙失敗の理由の一つとなっています。
一般用医薬品と医療用医薬品の禁煙補助剤があり、一般用医薬品は薬局で買うことができますが、医療用医薬品は医師の処方せんがないと買うことが出来ません。医療機関における禁煙治療が保険適応となるのは、おおむね以下の条件が必要となります。

  • ニコチン依存症かどうかを調べるテストで、ニコチン依存症とされた人
  • 1日の喫煙本数(本)×喫煙年数(年)が200以上の人
  • 禁煙治療を受けることに書面にて同意している人
  • 概ね1か月以内に禁煙治療を開始しようと思っている人
  • 過去1年間に禁煙治療の保険適応を受けていない人
  • 禁煙治療を受けられる医療機関として認定されている医療機関を受診すること

参考URL:健康保険等で禁煙治療を受けるには

これらの条件に当てはまる人は積極的に医療機関を受診してみるのも良いでしょう。

禁煙補助剤の種類

ニコチンパッチ

ニコチンパッチとは、皮膚に貼るタイプのニコチン製剤です。医療用、一般用医薬品の両方があります。

一般用ニコチンパッチ シガノンCQ®、ニコチネル®パッチ、ニコレット®パッチ
医療用ニコチンパッチ ニコチネル®TTS

皮膚からニコチンを吸収させ、持続的にニコチンを補い、離脱症状を抑制する製剤です。徐々にニコチンの含有量の少ない製剤に変更していくことで、最終的にパッチ製剤を使わなくても離脱症状が起きないようにします。

ニコチンガム

ニコチンガムは、ガムのように噛む製剤です。一般用医薬品しかありません。

一般用ニコチンガム ニコレット®、ニコチネル®

ニコチンガム製剤はガムにニコチンが含まれている製剤です。噛み方が少し普通のガムと異なり、ゆっくり噛んだ後に、ほほと歯茎の間に置くというのを30~60分程度繰り返すようにします。ニコチンは主に口の粘膜から吸収されるので、速く噛んでしまうと唾液と共に飲み込まれてしまいニコチンの吸収量が低下してしまうので、ゆっくり噛むことが大事です。

α4β2ニコチン受容体部分作動薬

α4β2ニコチン受容体部分作動薬は飲み薬です。医療用医薬品しかありません。

医療用 バレニクリン(商品名:チャンピックス®)

α4β2ニコチン受容体部分作動薬は、ニコチンの代わりに受容体を刺激し離脱症状を抑えつつも、もし禁煙中にタバコを吸ってしまったときは、ニコチンの受容体への結合を防いで、タバコをあまりおいしく感じさせなくする効果があります。だからといって、タバコを吸ってもよいというわけではないのでお気を付け下さい。

まとめ

タバコは様々な害を及ぼすため禁煙したいと思っている人は大勢いるのではないのでしょうか。でも、ニコチンの離脱症状がつらくてなかなかやめられないという方は、薬を適切に使って禁煙に挑戦してみてください。また、禁煙を手助けしてくれる医療機関も増えてきているので、その力を借りて挑戦するのも良いのではないでしょうか。

(注意:禁煙補助薬と飲み合わせの悪い薬も存在しますので、禁煙補助薬を使って禁煙に挑戦しようと思っている人は、薬を買う時に現在飲んでいる薬を医師や薬剤師に申告するようにしてください。)

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