2年に1回行われる診療報酬改定について

今日、2年ごとに行われる診療報酬改定が行われました。

診療報酬改定というのはそもそもどのようなことか、調べてまとめてみました。

診療報酬改定とは

診療報酬改定というのは、原則2年に1回行われる診療報酬とよばれる医療行為等の対価としての報酬を改定することです。医療行為にはその全てに点数がつけられており、その点数を合算することで、全体の医療行為がいくらであるか分かるような仕組みになっているのです。つまりは、各病院ごとに診療の値段をつけているわけではなくて、国全体として診療に値段をつけているのです。
診療報酬の改定は、市場の状態や国としてどのような医療を推し進めていくか等を鑑みて行われます。

今回の改定に対する個人的な意見

今回の改定は、以下の通りでした。

  • 診療報酬本体改定率 +0.73%(+0.63%)
  • 薬価改定等 改定率 ▲0.63%(+0.73%)

(参考:診療報酬改定について
()内の数字は、消費税増税に伴う補てん分とのことです。この補てん分を抜くと実質▲1.26%となり6年ぶりのマイナス改定となりました。
診療報酬は医師をはじめとする医療従事者の給料に直結するので、マイナス改定というのは、景気も上向きになりつつあると言われるなかで、うーんという印象です。難しいところですね。。。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る