GABAってご存知でしょうか?
チョコレートに入ってたりしてるのですが、どのようなものなのかをお伝えしたいと思います。
GABAとは?
GABAは4-aminobutanoic acidという一般名で、γ-アミノ酪酸とも呼ばれる物質です。人間の生体内では、抑制性の神経伝達物質として利用されています。神経の興奮を抑える機能を果たしているのですね。
では、食品などの外部から取り入れることで神経を落ち着かせる効果は期待できるのでしょうか。
答えは期待できません!
というのも、GABAは脳内に入ることができない物質なのです。脳内で主に抑制性の神経伝達物質として利用されているので、脳に辿り着かなければ効果は期待できません。
では脳内で利用されるGABAはどこから来るのでしょうか。
脳内で利用されるGABAは、グルタミン酸と呼ばれる別のアミノ酸から脳で作られます。
まとめ
GABAは抑制性の神経伝達物質として利用されていますが、その多くはグルタミン酸から作られています。外部から摂取したGABAは脳に辿り着くことが出来ないので、神経を落ち着かせる効果は期待できないでしょう。
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