過敏性腸症候群(IBS)をご存じでしょうか?
下痢や便秘、腹痛などが生じる病気のことです。
下痢や便秘は、交互に襲って来たり、片方だけが持続的に襲ってくる場合など様々な型があります。
過敏性腸症候群(IBS)について、その原因や治療法についてまとめていきます。
過敏性腸症候群(IBS)の概要
過敏性腸症候群になる主な原因はストレスとされています。
腸の中を調べてみても、特に外見的に異常は見当たらないのが特徴です。
症状としては、下痢、便秘、腹部の違和感、腹痛などです。
下痢や便秘が生じてしまう理由は、ストレスにより腸の活動が活発になってしまったり、その反対に鈍くなってしまうからだと言われています。
先進国に多いことも特徴で、学校や会社の業務に支障が出てしまうケースが多く、最近注目を集めています。
過敏性腸症候群(IBS)の治療法
以前は、食生活の改善や運動習慣の改善、出来るだけストレスを軽減した生活を行う等の治療法が用いられていましたが、下痢型過敏性腸症候群治療剤のイリボー(一般名:ラモセトロン塩酸塩)などの薬物治療が可能になってきています。
この薬は、セロトニンと呼ばれる腸の運動をつかさどる作用を持つ化合物の受容体をブロックすることにより、下痢を抑えることができる作用を持ちます。
便秘や下痢、腹部の違和感・腹痛が長らく続く人は、この過剰性腸症候群の可能性がありますので、近くの病院に行くことをお勧めします。
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