【グルベス配合錠】って?効果効能・副作用を紹介!

はじめに

グルベス配合錠は、2型糖尿病の治療薬として用いられる薬です。
速効型インスリン分泌促進薬のミチグリニドと、食後過血糖改善薬配合剤のボグリボースが配合されています。

ミチグリニドはグルファスト、ボグリボースはベイスンとして販売されており、その2つを併用することで、単独よりもさらなる血糖効果作用を期待できるので、合剤が作られました。

今回は、グルベス配合錠について、その効果効能、副作用や注意点について紹介していきます。

目次

グルベス配合錠ってどんな薬?
グルベス配合錠ってどうやって効くの?
グルベス配合錠の用法・用量
グルベス配合錠の副作用
グルベス配合錠の注意点
まとめ

グルベス配合錠ってどんな薬?

グルベスは、2型糖尿病の治療薬として用いられる薬です。
有効成分として、ミチグリニドとボグリボースの2つが含まれています。

効能・効果
2型糖尿病
ただし,ミチグリニドカルシウム水和物及びボグリボースの併用による治療が適切と判断される場合に限る。

効能・効果に関連する使用上の注意
1.糖尿病の診断が確立した患者に対してのみ適用を考慮すること。糖尿病以外にも耐糖能異常・尿糖陽性等,糖尿病類似の症状(腎性糖尿,甲状腺機能異常等)を有する疾患があることに留意すること。
2.本剤を2型糖尿病治療の第一選択薬として用いないこと。
3.原則として,既にミチグリニドカルシウム水和物として1回10mg,1日3回及びボグリボースとして1回0.2mg,1日3回を併用し状態が安定している場合,あるいはミチグリニドカルシウム水和物として1回10mg,1日3回又はボグリボースとして1回0.2mg,1日3回の単剤の治療により効果不十分な場合に,本剤の使用を検討すること。
4.ミチグリニドカルシウム水和物の治療により効果不十分な場合の本剤使用に関する臨床試験を実施しておらず,有効性及び安全性に関する成績は限られている。
5.本剤投与中において,本剤の投与がミチグリニドカルシウム水和物及びボグリボースの各単剤の併用よりも適切であるか慎重に判断すること。
引用:グルベス配合錠 添付文書

糖尿病には、1型と2型の糖尿病があります。
1型糖尿病は、膵臓のインスリン分泌機能がほぼ完全に停止してしまっている病気で、インスリンの外部からの摂取、つまりインスリン注射が必要不可欠となります。
対して、2型糖尿病は、膵臓の働きが弱くなることでのインスリン分泌量の低下、またインスリンを受け取る側の細胞の感受性の低下などが原因で、血糖値が高い状態が続いてしまう病気です。

食生活・運動不足などの生活習慣が原因となり生じるのは、2型糖尿病です。

グルベス配合錠は、2型糖尿病の治療薬なのですが、いくつか使用に際して注意が必要となります。
まず、第一選択薬ではありません。第一選択とは、治療を開始するときに選択すべき薬となります。
グルベス配合錠は、2つの有効成分を含み、血糖降下作用が強いので、いきなり使うには適していません。

なので、原則ミチグリニドとボグリボースを現在併用している場合、もしくはそれぞれ単独で使用しているけれども、なかなか血糖が下がらない糖尿病患者さんに用いられます。

グルベス配合錠ってどうやって効くの?

グルベス配合錠には、2つの血糖降下作用をもつ有効成分が含まれているので、それぞれ説明していきます。

ミチグリニド
ミチグリニドは、速効型インスリン分泌促進薬に分類される糖尿病薬です。
膵臓のSUR1(膵タイプSU受容体)に結合し、ATP感受性カリウムチャネルを停止させることで、カルシウムの細胞内への流入をうながします。
細胞内のカルシウム濃度が上昇することで、インスリンの分泌が促進されるので、血糖降下作用をもたらすことができます。

ボグリボース
ボグリボースは、腸内において、二糖類を単糖類に分解する作用を有するα-グルコシダーゼの働きを抑えることで、単糖類(特にグルコース)の生成スピード・量を抑えることができるので、食後血糖値の急激な上昇を抑えることが出来ます。

グルベス配合錠の用法・用量

用法・用量
 通常,成人には1回1錠(ミチグリニドカルシウム水和物/ボグリボースとして10mg/0.2mg)を1日3回毎食直前に経口投与する。

用法・用量に関連する使用上の注意
 ミチグリニドカルシウム水和物は,食後投与では速やかな吸収が得られず効果が減弱する。効果的に食後の血糖上昇を抑制するため,本剤の投与は毎食直前(5分以内)とすること。また,ミチグリニドカルシウム水和物は投与後速やかに薬効を発現するため,食前30分投与では食前15分に血中インスリン値が上昇し食事開始時の血糖値が低下することが報告されており,食事開始前に低血糖を誘発する可能性がある。
引用:グルベス配合錠 添付文書

グルベス配合錠は、基本的に1日3回毎食直前に服用する必要があります。
食直前とは【いただきます】をしてから服用するイメージです。

というのも、ミチグリニドが即効性があり、服用して10分程度でインスリン値が上昇してしまうので、そのときにまだ食事取れてないと低血糖になってしまう可能性があるからです。

グルベス配合錠の副作用

主な副作用として、低血糖症状、腹部膨満感、しびれ感,腹痛,放屁増加,体重増加が報告されています。

糖尿病の薬全般的に気をつけたい副作用はやはり低血糖症状です。
低血糖症状の初期症状としては、空腹感・ふるえ・冷や汗が生じますので、生じたら速やかにブドウ糖を摂取してください。
ボグリボースの作用で、砂糖(ショ糖)は単糖に分解されにくくなっており、低血糖状態を速やかに解消できない可能性があります。
ブドウ糖は、糖尿病薬をもらっている薬局に言えばもらえるので、少なくても一つはいつでも持ち歩くようにしましょう。

グルベス配合錠の注意点

やはり、低血糖症状には注意が必要です。
グルベスだけでなく他の糖尿病治療薬と併用する場合は、より一層注意が必要となります。

また、糖尿病全般に言えることですが、生活習慣の見直しは必要です。
加齢などどうしようもない理由で、2型糖尿病は生じてしまうこともありますが、不摂生な生活を送っているのであれば、それを改善するように頑張る必要があります。

まとめ

グルベス配合錠は、2型糖尿病の治療薬として用いられる薬です。
有効成分は、速効型インスリン分泌促進薬のミチグリニドと、食後過血糖改善薬配合剤のボグリボースの2つです。

基本的に、1日3回毎食直前に服用する薬です。
糖尿病薬の副作用として、低血糖症状があるので、ブドウ糖は常に持ち歩いておき、ふるえ・空腹感・冷や汗がでるようであれば、ブドウ糖摂取するようにしましょう。

服用に際しては医師の指示どおり服用するようにしましょう。

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