【セイブル(ミグリトール)】って?効果効能・副作用を紹介!

スポンサーリンク

はじめに

セイブルは、糖尿病患者さんの食後過血糖の改善の目的で用いられます。
有効成分はミグリトールで、α-グルコシダーゼ阻害作用を有します。

今回は、セイブルの効果効能、副作用や注意点について紹介していと思います。

目次

セイブルってどんな薬?
セイブルってどうやって効くの?
セイブルの用法・用量
セイブルの副作用
セイブルの注意点
まとめ

セイブルってどんな薬?

セイブルは糖尿病の食後過血糖改善の目的で用いられる薬です。
日本では、普通錠が2006年1月に、OD錠50mg・OD錠75mgが2015年6月に、OD錠25mgが2016年1月に販売開始されました。

効能又は効果
糖尿病の食後過血糖の改善
(ただし、食事療法・運動療法を行っている患者で十分な効果が得られない場合、又は食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤、ビグアナイド系薬剤若しくはインスリン製剤を使用している患者で十分な効果が得られない場合に限る)
引用:セイブル 添付文書

食後過血糖とは、食事後の血糖値が一気に上がってしまう状態のことをさし、インスリン分泌が弱っている・組織のインスリン感受性が低くなっている場合に起こります。
食後過血糖の状態が続くと、心筋梗塞や脳梗塞といった大血管障害がおきやすいことがわかっているので、是正することが必要とされています。

セイブルってどうやって効くの?

セイブルの有効成分ミグリトールは、α-グルコシダーゼ阻害作用を有します。

食物中の炭水化物は、様々な消化酵素の力で、二糖類そして単糖類のグルコースに分解され、体内に吸収されます。
このグルコースが、血糖を上げます。

α-グルコシダーゼは、腸管で二糖類から単糖類にする働きをもっています。
セイブルは、このα-グルコシダーゼの働きを抑えることで、単糖類が作られるのを遅く・少なくすることができます。
すると、食後の血糖値が一気に上がるのを和らげることができます。

セイブルの用法・用量

用法及び用量
通常、成人にはミグリトールとして1回50mgを1日3回毎食直前に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を75mgまで増量することができる。
引用:セイブル 添付文書

セイブルは、1日3回毎食直前に服用します。
回数や量は、血糖値や年齢、食生活によって変えるので、医師の指示に従うようにしてください。

食直前というのは、【いただきます】をしてから服用するような感じで、本当に食事をとる直前に服用してください。
というのも、セイブルの効き方的に、食事が来る前に腸にいって、α-グルコシダーゼの効果を抑えておく必要があるためです。
また、食事をするかなり前だと、その効果が減弱する可能性があるので、直前に設定されています。

とはいえ、食直前は忘れがちなので、食事しはじめてから思い出したとき、食事が半分以上残っている場合は、その時点で服用したほうが望ましいです。

医師の指示と異なる場合は医師の指示を優先するようにしてください。

セイブルの副作用

セイブルの主な副作用として、鼓腸(ガスがたまり、おなかが膨れる)、下痢、腹部膨満、低血糖があります。

本来であれば、グルコースとなり体内に吸収される二糖類が腸内に多く存在するため、腸内細菌が頑張ってそれを分解します。
その結果、ガスがたまってしまうため、鼓腸・腹部膨満感・放屁の副作用が生じます。

また、二糖類が腸内に多く存在することで、浸透圧(濃い液体を薄めようとする物理現象)の関係により、体内から水分が腸にでてきます。
その結果、下痢が生じる可能性があります。

他にも、副作用が生じる可能性があるので、症状悪化や違和感あれば、医師に相談するようにしてください。

自己判断で中止せず、気になることあれば、医師に相談しましょう。

セイブルの注意点

セイブルの注意点として、低血糖のときの対処法があります。
セイブル単体では、低血糖は起きにくいですが、他の糖尿病薬を服用している場合に起きることがあります。

そのときに、セイブルによって、α-グルコシダーゼの働きが弱くなっていますから、砂糖ではなくて、グルコース(ブドウ糖)を摂取する必要があります。
すくなくても1つは、ブドウ糖を持ち歩くようにしておきましょう。
薬もらっている薬局に言えば、ただでくれます。
※もらいすぎてると、拒否されるかも。最近そのブドウ糖を料理に使ったりする方が増えているらしいので。

まとめ

セイブルは、α-グルコシダーゼを阻害することで、グルコースの生成スピード・量を抑え、食後過血糖を改善する薬です。
食後過血糖状態は、大血管障害(心筋梗塞や脳梗塞など)のリスクを上げるので、是正には意義があります。

原則1日3回毎食直前に服用しますが、食生活・年齢・症状に応じて、回数や量を変化させますので、医師の指示をよく確認して、それ通りに服用してください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサーリンク

関連記事(一部広告含む)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る