PPIとアスピリンを配合した【タケルダ配合錠】ってどんな薬?

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はじめに

タケルダ配合錠は、タケプロン(一般名:ランソプラゾール)と低用量アスピリンの配合錠です。
合剤の目的や効果効能について、紹介していきます。

目次

タケルダ配合錠ってどんな薬?
タケルダ配合錠の用法・用量
タケルダ配合錠の副作用・注意点
まとめ

タケルダ配合錠ってどんな薬?

タケルダ配合錠は、タケプロンと低用量アスピリンを配合した薬で、武田製薬が2014年6月に販売を開始しました。

低用量アスピリンは、血液を固まりにくくする効果があるので、心筋梗塞の予防のために用いられています。
ですが、副作用として消化性潰瘍等の胃腸障害が生じることで知られています。
この胃腸障害を改善・予防するために、プロトンポンプ阻害剤(PPI)の作用を持つタケプロンのような胃薬を併用することが多いです。

配合錠を飲むメリットとしては、本来2剤飲まなくてはいけなかったのが、1剤だけ飲めば良いので、利便性の向上があげられます。
飲み忘れにくくなったり、患者さんにとっては大きなメリットとなるでしょう。

もう一つ製薬会社にとってもメリットがあります。それは先発医薬品の特許切れに伴うジェネリック医薬品に対抗できるという点です。薬には特許があり、ある一定期間が過ぎると特許が切れ、その成分に対するジェネリック医薬品が販売されるようになります。そうすると、売り上げが下がってしまいます。これに対抗するために、配合上を出すことで、売り上げをある程度守ることができるとされています。
なので、先発医薬品の特許が切れる間近になると、配合錠が販売され始めるケースが多いです。

効能又は効果
下記疾患又は術後における血栓・塞栓形成の抑制(胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の既往がある患者に限る)
・狭心症(慢性安定狭心症、不安定狭心症)、心筋梗塞、虚血性脳血管障害(一過性脳虚血発作(TIA)、脳梗塞)
・冠動脈バイパス術(CABG)あるいは経皮経管冠動脈形成術(PTCA)施行後
引用:タケルダ配合錠 添付文書

狭心症・心筋梗塞を患っている方は、血液が固まりやすい傾向にあります。
血管で固まりができて、それが心臓にとんで血管をつまらせれば心筋梗塞に、脳にとべば脳梗塞になります。どちらも致死性の病なので、予防のために血液を固まりにくくする必要があります。

また、冠動脈バイパス術、経皮経管冠動脈形成術を行うと治療部位で、血液が固まりやすくなるので、同様に固まりにくくする必要があります。

タケルダ配合錠の用法・用量

用法及び用量
通常、成人には1日1回1錠(アスピリン/ランソプラゾールとして100㎎/ 15㎎)を経口投与する。

タケルダ配合錠は、基本的に1日1回服用の薬です。
長期に渡って服用しなくてはいけない薬なので、1日1回というのは負担が低くて良いですね!

タケルダ配合錠の副作用・注意点

副作用として多く報告されているのは、便秘・下痢といった消化器症状、頭痛・めまい・蕁麻疹や発疹といった症状です。

服用していて体調悪化を感じたら医師に相談するようにしてください。
タケルダ配合錠は、血栓を予防することで脳梗塞や心筋梗塞を防ぐ薬なので、自己判断でくれぐれも中止しないようにお願いします。

また、過去にタケルダ配合錠やサリチル酸系製剤(アスピリンなど)を服用して、アレルギー症状などの過敏症が生じた方には処方することができません。

まとめ

タケルダ配合錠は、タケプロンとアスピリンの配合錠です。
血液を固まりにくくする効果と胃腸障害の改善・予防の効果を併せ持っています。

配合錠のメリットとして、今まで2剤飲んでいた手間を少なくすることが出来るので、飲み忘れを少なくすることができます。

使用に際しては、医師の指示に従って使う様にして下さい。

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