
はじめに
オラドール・オラドールSトローチは、口腔内・咽頭の殺菌目的で用いられるトローチ薬です。
風邪等で喉が痛いとき、抜歯後などに用いられます。
有効成分は、ドミフェン臭化物。
オラドールはハッカ風味、オラドールSはいちご味です。
今回は、オラドール・オラドールSトローチについて、その効果効能、副作用や注意点について紹介します。
目次
オラドール・オラドールSトローチってどんな薬?
オラドール・オラドールSトローチって何の病気に使えるの?
オラドール・オラドールSトローチってどうやって効くの?
オラドール・オラドールSトローチの一般的な使う量と回数
オラドール・オラドールSトローチの副作用
オラドール・オラドールSトローチで気を付けることは?
オラドール・オラドールSトローチのジェネリック(GE)ってあるの?
オラドール・オラドールSトローチの市販薬(OTC)ってあるの?
まとめ
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オラドール・オラドールSトローチってどんな薬?
オラドール・オラドールSトローチはドミフェン臭化物を有効成分とする殺菌剤です。
咽頭炎、扁桃炎、口内炎、抜歯創を含む口腔創傷の感染予防に用いられます。
オラドール・オラドールSトローチともに、2009年7月に販売開始しました。
効能・効果
咽頭炎、扁桃炎、口内炎、抜歯創を含む口腔創傷の感染予防
引用:オラドールトローチ0.5mg/オラドールSトローチ0.5mg
オラドール・オラドールSトローチって何の病気に使えるの?
のどの痛みや口内炎、抜歯後の感染予防などに用いられます。
オラドール・オラドールSトローチってどうやって効くの?
オラドール・オラドールSの有効成分であるドミフェン臭化物は、陽イオン界面活性剤です。
界面活性剤は、脂肪を変性させる効果があり、細菌の細胞壁および細胞膜を機能させなくさせることで、死に至らせます。
オラドール・オラドールSトローチの一般的な使う量と回数
用法・用量
ドミフェン臭化物として、通常1回0.5mg(本剤1錠)を1日3~6回投与し、口中で徐々に溶解させる。なお、症状により適宜増減する。
引用:オラドールトローチ0.5mg/オラドールSトローチ0.5mg
トローチ剤なので、なめて使用します。
回数は症状によりけりなので、医師の指示に従ってください。
オラドール・オラドールSトローチの副作用
副作用として主に報告されているのは、胃が重たい・お腹が重たい・悪心・下痢といった消化器症状、舌のしびれなどです。
違和感を感じたら、使用を中止して医師に相談してください。
オラドール・オラドールSトローチで気を付けることは?
のみこまないこと
トローチなので、なめてゆっくり溶かすことで、口腔内・咽頭に持続的に効果を発揮します。
のみこむと効果が失われるので、注意してください。
オラドール・オラドールSトローチのジェネリック(GE)ってあるの?
ジェネリックは2018年6月現在販売されていません。
オラドール・オラドールSトローチの市販薬(OTC)ってあるの?
OTCは2018年6月現在販売されていません。
まとめ
オラドール・オラドールSトローチは有効成分ドミフェン臭化物の、咽頭炎、扁桃炎、口内炎、抜歯創を含む口腔創傷の感染予防に用いられるトローチ薬です。
細菌の細胞膜及び細胞壁を破壊することで、殺菌作用をもたらします。
使用に際しては、医師の指示に従うようにしてください。
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