はじめに
ザジテン点眼液は有効成分ケトチフェンの点眼液です。
アレルギーの原因となるヒスタミンの受容体をブロックすることで、抗アレルギー作用をもたらします。
今回は、ザジテン点眼液の効果効能、副作用や注意点について紹介します。
目次
ザジテン点眼液ってどんな薬?
ザジテン点眼液って何の病気に使えるの?
ザジテン点眼液ってどうやって効くの?
ザジテン点眼液の一般的な使う量と回数
ザジテン点眼液の副作用
ザジテン点眼液で気を付けることは?
ザジテン点眼液のジェネリック(GE)ってあるの?
ザジテン点眼液の市販薬(OTC)ってあるの?
まとめ
関連する情報
ザジテン点眼液ってどんな薬?
ザジテン点眼液は、有効成分ケトチフェンの抗アレルギー作用をもつ点眼液です。
ヒスタミンの受容体をブロックすることで効果を発揮します。
花粉症などのアレルギー性結膜炎に、用いられます。
1991年7月に、日本では販売が開始されました。
効能又は効果
アレルギー性結膜炎
引用:ザジテン点眼液 添付文書
ザジテン点眼液って何の病気に使えるの?
アレルギー性結膜炎とは、目のかゆみ・涙などが生じる病気です。
花粉などのアレルゲンにIgEが反応して、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエン、プロスタグランジン、PAF(血小板活性化因子)などのケミカルメディエーターが放出され、これらが血管拡張させるなどして、目の充血・目のそう痒感などが生じます。
ザジテン点眼液ってどうやって効くの?
ケトチフェンはヒスタミンのヒスタミンH1受容体への結合をブロックすることで、目の充血やそう痒感といった症状を緩和します。
抗ヒスタミン作用と呼ばれる作用です。
また、ヒスタミンやケミカルメディエーターのそもそもの遊離を抑制します。
ザジテン点眼液の一般的な使う量と回数
用法及び用量
通常1回1~2滴を1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼する。
引用:ザジテン点眼液 添付文書
通常、1回1~2滴を1日4回点眼します。
ザジテン点眼液の副作用
ザジテン点眼液の主な副作用として、しみる・刺激感・まぶたの炎症・眠気などがあります。
使用していて、違和感や症状悪化がみられるようであれば、医師に相談するようにしてください。
ザジテン点眼液で気を付けることは?
継続的な使用を心がけてください。
アレルゲンにさらされてから使用すると、効果が弱くなる可能性があります。
1日4回をしっかりまもって使用するようにしてください。
ザジテン点眼液のジェネリック(GE)ってあるの?
ザジテン点眼液のジェネリックはすでに販売されています。
ケトチフェン点眼液「メーカー名」の名前で販売されています。
希望する場合は、薬局にて処方箋提出時に申し出てください。
医師から先発医薬品でなければいけないという指示がなければ、ジェネリックで調剤することができます。
ザジテン点眼液の市販薬(OTC)ってあるの?
ケトチフェンを有効成分とする点眼液は、すでに販売されています。
まとめ
ザジテン点眼液は、有効成分ケトチフェンの点眼液です。
抗ヒスタミン効果、ケミカルメディエーターの遊離抑制効果があり、アレルギー性結膜炎の治療に用いられます。
使用に際しては、医師の指示にしたがってください。
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