【アレジオン点眼液(エピナスチン)】って?効果効能・副作用を紹介!

はじめに

アレジオン点眼液は、アレルギー性結膜炎の治療に用いられる薬です。
花粉シーズンの目の痒みにも、用いられます。

今回はアレジオン点眼液について、その効果効能と副作用や注意点について、紹介します!

目次

アレジオン点眼液ってどんな薬?
アレジオン点眼液ってどうやって効くの?
アレジオン点眼液の用法・用量
アレジオン点眼液の副作用
アレジオン点眼液の注意点
まとめ

アレジオン点眼液ってどんな薬?

アレジオン点眼液は有効成分エピナスチンの抗アレルギー作用を有する点眼液です。
花粉をはじめとする、アレルギー性結膜炎の治療に用いられます。

日本では、2013年11月に販売開始されました。

効能又は効果
アレルギー性結膜炎
引用:アレジオン点眼液 添付文書

アレジオン点眼液ってどうやって効くの?

アレジオン点眼液の有効成分エピナスチンは、ヒスタミンH1受容体をブロックする、いわゆるヒスタミンブロッカーに分類される薬です。

ヒスタミンとは、肥満細胞から放出されるアレルギー反応を誘発する物質です。
花粉を始めとする抗原に刺激された肥満細胞から放出されて、涙や鼻閉、そう痒感をもたらします。

ヒスタミンブロッカーは、ヒスタミンが結合するスイッチ(受容体という)と先回りして結合して、ヒスタミンが結合してスイッチがオンになるのを防ぐ効果があります。
そのため、アレルギー症状を緩和することができます。

また、ヒスタミンブロッカーとしての効果のほか、肥満細胞からのヒスタミンをはじめとするメディエーターが分泌されるのを抑制する効果を有します。

アレジオン点眼液の用法・用量

用法及び用量
通常、1回1滴 、1日4回(朝 、昼、夕方及び就寝前)点眼する。
引用:アレジオン点眼液 添付文書

通常、1日4回点眼します。

他にも点眼する薬がある場合は、15分程度間隔を空けるとよいでしょう。
2つであれば、食前と食後に点すと良い感じに間隔を空けられます。

詳しくはこちら!→目薬・眼軟膏を使う順番とは
医師の指示と異なる場合は医師の指示を優先するようにしてください。

アレジオン点眼液の副作用

報告されている主な副作用として、眼瞼炎・眼刺激感・眼脂・眼の異物感などです。

アレジオンの内服にあるような、眠気やふらつきといった中枢系の副作用発現はほぼないと考えてよいです。

参考⇒アレジオン錠・ドライシロップって?

使用していて、目の違和感・症状悪化があれば、使用中止して、医師に相談するようにしましょう。

アレジオン点眼液の注意点

基本的に、1日4回点眼する薬なので、忘れないようにしましょう。

また、注意ではないのですが、防腐剤として【ベンザルコニウム】が含まれていないので、コンタクトレンズ装着中であっても使用して差し支えありません。もちろん、理想はコンタクト外して使用するのが理想です。
※そもそもですが、アレルギー性の結膜炎の最中は、コンタクト使用はあまりおすすめできないので、眼鏡でしのぎたいところです。

まとめ

アレジオン点眼液は、花粉症をはじめとするアレルギー性の結膜炎に用いられます。
ベンザルコニウムを含んでいないので、コンタクト装着中でも用いることができます。(理想的には、裸眼に使用したいところ)

使用に際しては、医師の指示に従って使用するようにしてください。

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