【デパス、アモバン】30日しかもらえないの?始まった投与制限

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はじめに

2016年11月1日から始まった、デパス(一般名:エチゾラム)・アモバン(一般名:ゾピクロン)の30日投与制限。
どういう経緯で制限されるようになったかなどを解説します。

目次

デパス・アモバンって何の薬?
投与制限でどうなるの?
投与制限の理由
まとめ

デパス・アモバンって何の薬?

デパスは、簡単に言ってしまえば、精神安定剤です。
寝つきをよくしたり、緊張状態をほぐしてくれる薬です。
一般名は、エチゾラムで数多くの後発品(ジェネリック医薬品)が販売されています。

効能又は効果
●神経症における不安・緊張・抑うつ・神経衰弱症状・睡眠障害
●うつ病における不安・緊張・睡眠障害
●心身症(高血圧症,胃・十二指腸潰瘍)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害
●統合失調症における睡眠障害
●下記疾患における不安・緊張・抑うつおよび筋緊張
  頸椎症,腰痛症,筋収縮性頭痛
引用:デパス添付文書

アモバンも、同じく精神安定剤ですが、不眠症と麻酔を使う際に効きをよくする目的で利用されます。
一般名はゾピクロンであり、多くの後発品が販売されています。

効能又は効果/用法及び用量

不眠症
通常、成人1回、ゾピクロンとして、7.5~10mgを就寝前に経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減するが、10mgを超えないこと。
麻酔前投薬
通常、成人1回、ゾピクロンとして、7.5~10mgを就寝前または手術前に経口投与する。なお、年齢・症状・疾患により適宜増減するが、10mgを超えないこと。
引用:アモバン添付文書

どちらの薬もよく、睡眠導入剤として利用されており、使われている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

投与制限でどうなるの?

平成28年11月1日から30日の投与制限がかかりましたので、今までそれ以上の日数でもらっていた方は、お手数をかけてしまうのですが、30日ごとに病院に来る必要があります。残念ながら、例外はありません。

投与制限の理由

そもそも投与制限が設けられることになった背景には、平成28年9月14日に厚生労働省が「麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令」を一部改正して、ゾピクロン・エチゾラム・フェナゼパムを第三種向精神薬に指定したことがあります。なおこの法律は平成28年10月14日に施行となりました。

向精神薬の医薬品は、投薬期間の上限を14日か30日か90日のいずれかにするという規定があるので、新たに向精神薬に指定された、ゾピクロン・エチゾラムにも上限を設けようということになりました。

その結果、平成28年9月28日開催の中央社会保険医療協議会 総会(第336回)において、上限を30日とすることが承認され、厚生労働省が平成28年11月1日から30日上限開始を通達しました。

なんで、30日かと言うとエチゾラム・ゾピクロンともに、院外処方の85%前後が30日以内の処方であったというデータがあるからです。
逆を返せば、15%の方には影響がでてしまう制度変更となります。

そして、そもそも向精神薬に指定されたかというと、エチゾラム・ゾピクロンともに、その効果のわりに規制がなかったため、乱用が進んでいたという背景があります。

まとめ

平成28年10月14日からゾピクロン・エチゾラム・フェナゼパムが第三種向精神薬に指定されました。
そのため、向精神薬は投与制限を設けるという規定にのっとり、ゾピクロン(商品名:アモバン)・エチゾラム(商品名:デパス)が平成28年11月1日から30日の投与制限となりました。

いままでそれ以上もらっていた方は、お手数にはなるのですが、原則的には30日に1回病院を受診する必要があります。

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