【ラックビー(ビフィズス菌)】って?効果効能・副作用を紹介!

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はじめに

ビフィズス菌製剤として、整腸剤に用いられるラックビー
錠剤のラックビー錠と粉末タイプのラックビー微粒Nがあります。

今回は、ラックビーについて、効果効能、副作用や注意点を紹介していきたいと思います。

目次

ラックビーってどんな薬?
ラックビーってどうやって効くの?
ラックビーの用法・用量
ラックビーの副作用
ラックビーの注意点
まとめ
関連情報

ラックビーってどんな薬?

ラックビーは、ビフィズス菌の製剤であり、整腸剤として用いられます。
日本では、ラックビー微粒Nが1961年7月に、ラックビー錠が2012月1月に販売が開始されました。

効能・効果
腸内菌叢の異常による諸症状の改善
引用:ラックビー 添付文書

ラックビーは、腸内菌叢が壊れることにより生じる、下痢・便秘・腹痛などを解消します。
腸内菌叢は、腸内フローラとも呼ばれ、腸内細菌が集まってできるテリトリーみたいなものです。
腸内細菌にも、良い細菌と悪い細菌がいて、バランスよく保たれているのですが、食生活・ストレス・抗生物質服用などで良い細菌量が負けてくると、バランスが崩れ、下痢・便秘・腹痛などが生じてくると考えられています。

ラックビーってどうやって効くの?

ラックビーに含まれているビフィズス菌は、腸にとってよい細菌です。
腸内菌叢のバランスが崩れてしまった患者さんに用いることで、良い細菌を補充しバランスを整えることで、下痢・便秘・腹痛といった症状を抑えることができます。

具体的には、ビフィズス菌が腸内において繁殖し、乳酸や酪酸といった産生物質を産生し、その結果腸内のpHを下げます。
悪玉菌はアルカリ性(pHを上げる物質)を産生することで腸内環境を乱してくるので、pHを下げ中和することで、腸内環境を整えることができます。

ビフィズス菌発見の経緯はかなり古く、1899年に母乳で育っている乳児の糞便から発見されました。
その後、1902年に腐敗性腸内細菌(悪い腸内細菌)と拮抗作用を示すことが判明しました。
それからしばらくした後に、1950年代の調査で、人工栄養で育っている乳児が、母乳栄養児で育っている乳児と比較して感染症罹患率や死亡率が高いことが分かり、このビフィズス菌に注目が集まった経緯があります。

ラックビーは微粒N・錠ともに乾燥しているので、菌は死んでいると思われがちですが、実は生きています。
正確に言えば、休眠状態なのです!
適度な水分がある環境で、再び活動を再開し、増殖することができます。恐るべき菌。。。

ラックビーの用法・用量

用法・用量
● ラックビー微粒N
通常成人1日3~6gを3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

● ラックビー錠
通常成人1日3~6錠を3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
引用:ラックビー 添付文書

ラックビーは微粒Nだと1日3~6gを、錠剤タイプだと1日3~6錠を3回に分けて服用します。
ラックビーは微粒Nだと、1g中に10mgのビフィズス菌が、1錠中にも10mgのビフィズス菌がいるので、ビフィズス菌として30~60mg摂取するといった感じです。
ただし、年齢や症状によって、医師の判断で増やしたり減らしたりして調節します。

ラックビーの副作用

腹部膨満感が副作用として報告されています。
また、極わずかの人には発疹などの過敏症が生じる可能性があります。

ビフィズス菌は、もともと腸内にいる菌なので、安全性はかなり高いといえます。

ラックビーの注意点

休眠状態のラックビーには保存に注意が必要です。
適度な水分があると復活してしまうので、湿気の多いところでの保存はNGです。
腸で復活すると周りに栄養素があるので増殖を開始しますが、服用するまえの錠剤・粉末で復活してしまうと、周りに栄養素がなく餓死して死んでしまいます。
すると、それを服用するときには菌が全滅しているので、期待される効果をまったく発揮できないということになります。

まとめ

ラックビーは、お腹の諸症状(便秘・下痢・腹痛)をビフィズス菌の力で解消してくれる薬です。
粉タイプと錠剤タイプがあり、どちらも同じ効果を発揮します。

関連情報

生菌製剤

ビオスリー配合錠
ビオフェルミン
ミヤBM

コラム

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