はじめに
風邪ひいて病院行った際に、PL配合顆粒という薬が処方された方も多いのではないかと思います。
PL配合顆粒がどのような薬なのか紹介していきたいと思います。
ちなみに、幼児用PL配合顆粒というのもありますが、こちらはPL配合顆粒に含まれている有効成分の量を少なくした薬になります。
目次
PL配合顆粒ってどんな薬?
PL配合顆粒の用法・用量
PL配合顆粒の副作用・注意点
まとめ
PL配合顆粒ってどんな薬?
PL配合顆粒は、総合風邪薬に分類される薬です。
一つだけの有効成分ではなくて、複数の有効成分が配合された薬です。
どのような成分が含まれているのでしょうか?
PL配合顆粒に含まれている有効成分は以下の通りです。
- サリチルアミド
- アセトアミノフェン
- 無水カフェイン
- プロメタジンメチレンジサリチル酸塩
それぞれ、どのような目的で配合されているのでしょうか?
サリチルアミド・アセトアミノフェンは解熱鎮痛のため、無水カフェインは鎮痛補助のため、プロメタジンメチレンジサリチル酸塩は鼻水や鼻閉の解消のために用いられています。
風邪によって生じる発熱や痛み、鼻水がでるのを止めてくれる効果があります。
咳をとめる効果には優れていないので、咳がよくでる風邪には、咳どめの薬が一緒にでることがあります。
効能又は効果
感冒若しくは上気道炎に伴う下記症状の改善及び緩和
鼻汁,鼻閉,咽・喉頭痛,頭痛,関節痛,筋肉痛,発熱
引用:PL配合顆粒 添付文書
PL配合顆粒の用法・用量
用法及び用量
〔PL 配合顆粒〕
通常,成人には 1 回 1 g を 1 日 4 回経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減する。
〔幼児用 PL 配合顆粒〕
通常,次の区分による。
2 ~ 4 歳 1 回 1 g (1 包) 1 日 4 回
5 ~ 8 歳 1 回 2 g (2 包) 1 日 4 回
9 ~ 11 歳 1 回 3 g (3 包) 1 日 4 回
その他,症状により適宜増減する。
引用:PL配合顆粒 添付文書
1日4回服用なので、毎食後・就寝前でだされるケースが多いです。
(医師の判断により、変わることもあるので、医師の指示に従ってください)
PL配合顆粒の副作用・注意点
副作用は比較的少ないですが、眠気,口渇,胃腸障害等といった副作用が報告されています。
あとは、ショック、アレルギー、蕁麻疹といった症状がでる可能性があるので、体調悪化が生じたら、医師に相談するようにしてください。
まとめ
PL配合顆粒は、風邪による熱を下げ、関節痛などの痛みを抑え、鼻水を抑える作用がある薬です。
その時の症状に合わせて、PL配合顆粒に他の薬と併用して用いられることが多いです。
様々な薬を飲む手間を省いてくれる点で、配合薬は便利だと思います。また、飲み忘れ防止にもつながります。
薬は飲み忘れてしまうと効果が途切れてしまい、ぶり返す原因になりうるので、飲み忘れないように飲み続けましょう!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。