【エンシュアリキッド・エンシュアH】って?効果効能・副作用を紹介!

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はじめに

経腸栄養剤として用いられるエンシュア・リキッド、エンシュア・Hについて紹介します。

目次

エンシュアってどんな薬?
エンシュアの効果・効能
エンシュアの副作用・注意点
エンシュアの薬価
まとめ
関連情報

エンシュアってどんな薬?

エンシュアは、経腸栄養剤として用いられる薬です。
経口(普通に飲む)でも良いですし、経管(鼻や口から管を腸まで入れる)でも用いられる薬です。

エンシュアには、エンシュア・リキッドとエンシュア・Hという2つのタイプがあります。
これらの違いは、含まれている栄養成分の量が異なる点にあります。
エンシュア・Hのほうが、同じ量を摂取しても、カロリーが高くなっています。

エンシュア・リキッドのカロリーが、250kcal/250mL
エンシュア・Hのカロリーが、375kcal/250mL
です。

また、それぞれ、味のバリエーションがあり、
エンシュア・リキッドにはバニラ味、コーヒー味、ストロベリー味
エンシュア・Hにはバニラ味、コーヒー味、バナナ味、黒糖味、メロン味、ストロベリー味
があります。

エンシュアの効果・効能

エンシュア・リキッドの効果・効能

■効能・効果
一般に,手術後患者の栄養保持に用いることができるが,特に長期にわたり,経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する。
引用:エンシュア・リキッド 添付文書

エンシュア・Hの効果・効能

■効能・効果
一般に,手術後患者の栄養保持に用いることができるが,特に長期にわたり,経口的食事摂取が困難で,単位量当たり高カロリー(1.5kcal/mL)の経腸栄養剤を必要とする下記の患者の経管栄養補給に使用する。
1)水分の摂取制限が必要な患者(心不全や腎不全を合併している患者など)
2)安静時エネルギー消費量が亢進している患者(熱傷患者,感染症を合併している患者など)
3)経腸栄養剤の投与容量を減らしたい患者(容量依存性の腹部膨満感を訴える患者など)
4)経腸栄養剤の投与時間の短縮が望ましい患者(口腔外科や耳鼻科の術後患者など)
引用:エンシュア・H 添付文書

どちらも、栄養保持に用いられます。手術後とありますが、手術後ではなくても使われるケースが多い気がします。
あまり、食事の量を食べられないご高齢の方の栄養補助剤って感じです。

エンシュア・Hのほうが、同じ量でもハイカロリーなので、より栄養を補給したい方や水分摂取制限の方、経腸を用いるときの利便性向上のために用いられます。

エンシュア・リキッド、エンシュア・Hともにカロリーだけではなく、ビタミンやミネラル、タンパク質がバランスよく含まれています。

エンシュアの副作用・注意点

牛乳由来のカゼインというタンパク質が含まれているので、牛乳アレルギーの方には使うことはできません。

また、外国において、妊婦にビタミンAを多量に摂取したときに、奇形が発生したとの報告があったので、ビタミンAの投与は5,000 IU/日未満とするよう、注意喚起がされております。
この量は、エンシュア・リキッドで2000mL、エンシュア・Hで1332mLとなります。
(妊婦の方にここまでの量のエンシュアがでることは、ほぼないと考えられます)

副作用としてよく生じるのが、【下痢】です。
エンシュアは高張液の液体なので、お腹のなかで浸透圧の関係により、体内より水分を腸管へ移動させてしまう効果があります。
なので、水分過剰となってしまい下痢が起こりやすくなります。
ただ、この下痢は服用を続けることで体が慣れ、徐々に緩和されていくケースが多いです。

エンシュアの薬価

エンシュア・リキッドの薬価が、0.57円/mL
エンシュア・Hの薬価が、1.01円/mL
となります。

標準量ベースで、
エンシュア・リキッドが、855円~1282.5/日
エンシュア・Hが、1010円~1515円/日
ですね。

まとめ

エンシュアは、経腸栄養剤で、カロリーやタンパク質、ミネラル・ビタミンがバランスよく含まれています。
それぞれ、味がいくつか用意されており、飽きさせない工夫がされています。

関連情報

経口・経腸栄養剤

ラコールNF配合経腸用液

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